女性坑夫についての聞き書きをした作家のドキュメンタリー。
日本統治下の朝鮮で生まれた。
現地の子守りに、朝鮮語を教えてもらい育った。
妹の節子さん「秀才でしたよ。
人に負けた事なかったでしょうね」
自分を育ててくれたのは朝鮮だと思っていたので、日本が持っていた加害性と向き合うのが苦しかった。
1944年、前年に母親が亡くなり、家族で日本に戻る。
戦後、祖国であるはずの日本に馴染めなかった。
「朝鮮半島で生まれ育った森崎さんは、日本の社会では異質なものとして、容易には受け入れてもらえないと感じ孤立感を深めていきました」
24歳で結婚。
翌年、父親も亡くなり、娘が生まれ、弟が自殺する。
波乱の一年だね。💦
弟「僕にはふるさとがない
女はいいね
何もなくとも産むことを
手がかりに生きられる
男は汚れているよ」
こう言う男は、ふるさとがあっても文句ばかり言ってそう。
森崎さんの足跡を辿っている。
男性活動家の谷川雁と行動を共にする。
「地方の庶民の暮らしの中から、新しい共同体を作り出す事を目指しました」
何故直ぐに疑似家族ごっこや共同体作りを始めるのか謎。
自分を育ててくれたのは、あくまで個人だった筈なのに。
まっくら
「地の底で男性と対等に生きる女性達の姿がいきいきと描かれる一方で、地上に戻れば家父長制的な社会で家事や子育てなどの役割を押し付けられる現実も伝えています」
フルタイムで働いた上に家事育児もする事のどこが対等?
いる呼び名を返上します。
無名にかえりたいのです。なぜなら
わたしたちはさまざまな名で呼ばれています
母、主婦、婦人、娘、処女・・・
私達の呼び名にこんなに道徳くさいにおいを染み込ませたのは家父長制です」
平安時代だと女御、更衣か?
(大河まだ見てないんです。💦)
男はいくらでも女性を差別する言葉を生み出しますね。
同僚女性がレイプされ殺された。
森崎「すぐ分かったんです、大正炭坑のあの人がやったなって。
そしたらやっぱりあの人が捕まったのよ」
谷川「女性としてはそうなった場合は、自ら舌を切って死ぬべきだ」
労働運動の為に事件を隠蔽しようとした谷川は、その後東京へ出る。
森崎さんは筑豊に残り、庶民の話を書き続けた。
「谷川は東京の知識人に対して、オレは炭坑労働者の声を聞いている九州の人間なんだと言う事で地位を確立していく」
森崎さんは働く女性達の為に炭坑住宅に託児所を開いた。
「そりゃ森崎さんの方が偉いですよね。
やっぱり当時の谷川が、男って言ってもいいかも知れないですけども、もっと大きなアメリカとかそう言うものこそが、大きな事が問題だと。
本当の問題はそこにあるんですか?
と言う風に問いかけたのが森崎さん」
戦争について語る前に、強姦殺人をする男、それを肯定する男を問題にしないと。
それこそが社会をダメにしている根本だよね。
「谷川にとってはそれ(強姦殺人)は、雑音になっちゃう訳ですよね」
雑音って・・・。
妊婦の姉と避難中の者です。先日、私の姉は見知らぬ男性の親子(父親は50〜60代、息子は恐らく20代)に無断でダンボールと毛布で作った簡単な仕切りの中に無断で侵入され、赤ちゃんがいるお腹を手のひらで軽く叩かれながら「妊娠何ヶ月なの?」「赤ちゃんもうすぐ産まれそう?」と笑いながら ↓
— Miku (@MikuUrq2221) 2024年1月3日
男「避難所で性犯罪があるなんて言うな!
絆がなくなるだろ!」
共同体幻想を阻む意見は、全て雑音なんでしょうね。
宗像市に移り住む。
八百比丘尼の研究もしていた。
デザイン的に良かっただけ?
姜「権力とか支配と言う観念しか男は作り出せなかった」
鬼剣舞は朝鮮のお祭りに似ていた。
姜「森崎さんが乗り越えたかったものって、他者を排除する単一性による共同体幻想」
幻想の中でしか生きられない人間にはなりたくないよね。
今年も、どんどん雑音聞かせていきましょー!💪