松本清張と帝銀事件 後編 | マルサの長女

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🍀2023年1月10日🍀

後編はドキュメンタリー編。
平沢の実際の取り調べの映像なんてあるんだ!びっくり

青酸カリは刺激的な味、青酸ニトリールは無味無臭、らしい。
(被害者が苦味を感じたと言う事は青酸カリか?)

あーやっぱり、被害者から見てもモンタージュと当日の犯人は顔が違うんだ。
(似てると証言した人もいます。)

平沢さんの年だと定年してない?
昔の公務員って、55才くらいで定年でしたよね。
そう言う意味で不審に思われそうだけど。

平沢「何故犯人でないのに犯人の自白をしたか、ご想像がつくと思います」
思わせぶりな事言うじゃん。笑

事件当時、コルサコフ症候群を患っていた。


刑事「青酸カリで人を殺せる事を知っていただろう」
そりゃ、日本国民全員知ってたでしょうよ。笑

逮捕から20日目に自白。

警察「青酸カリ使ったんだろ」
平沢「自白します、塩酸です!」
コントか。笑い泣き

本人による再現映像を見る限り、ピペットの持ち方、舌の出し方、待ち時間が犯人と違う。

舌は歯に巻いて飲む。
これ難しいな!
すぐ上向かないとこぼれちゃう。
舌が不器用で助かった人もいただろう。

捜査一課の甲斐文助刑事。
事件発生から半年で、日本軍の秘密戦のデータをほぼ全て入手。

GHQが持っていった731部隊のデータは、現在では全て開示されてますからね。
そこから何か分かったりしないのかな?

731部隊出身でモンタージュに顔が似ている、九州出身?の憲兵Aを追っていた警察。
(後に無関係と判明。)

登戸研究所の伴繁雄が、未知の毒物の存在を明かした。
青酸ニトリール。

北沢「陸軍省だったか憲兵隊か参謀本部か、それらを持っていった理由は、自殺用にくださいと」
自決用なら青酸カリで良いのでは。
市民にも配ってたし。
まさか苦いのが嫌だった!?笑

元々暗殺用に持っていったけど、使い道がなくなったとか?

ジャーナリストの、ウィリアム・トリプレットさん。
トリプレット「帝国バンク」
帝国データバンクの方思い出してしまう。笑い泣き

GHQ「軍の秘密部隊と帝銀事件との関連を警察が捜査していると言う事を、少しでも触れる様な記事の掲載は、検閲官が一切差し止める様に協力を要請する」

事件当時日本にいた元GHQの諜報員、アロンゾ・シャタックさん。

GHQが事件の8ヶ月前に731部隊の研究データを見ていたなら、日本軍関係者以外にも犯行が可能なのでは?

アメリカに資料を渡して部隊の存在をなかった事にする上層部に対して、内部告発的に事件を起こしたなら小説の様で綺麗なオチだけど、結局金目的な気がするなー。

石井四郎の娘「アメリカもそうだしソ連も、取り合ってたんだから、父を。
だから、どうしても研究(データ)が欲しかった」

伴「事件使用の毒物は青酸カリ」
GHQから召還された後、意見を変える。
平成5年に死亡。

コルサコフ症候群で逮捕後は警察、裁判後は冤罪派に迎合したんじゃないかな。
判決が出た後は冤罪派と接する事しかないだろうし。

完全に無実には見えないですよね。
部分犯人説とか、名義貸し(名刺貸し?)で多少のお金を貰ったとか?

でも、一人でも詐欺事件やれてた人が、突然青酸を手に入れて、人まで殺すか?とも思うし。

事実はもう分からないんですかね。ショボーン


現代では松本清張の時代にはなかったデータに触れられるので、ちょっとメタ的な感想も入れてしまいましたが。

かなり恣意的な、ほとんど陰謀論みたいな番組だったので、基礎的な所は自分で調べてみる事をお薦めします。