灯りを見つめその炎に何を見ようとするのか。
灯りを見つめその炎に何を焦がそうとするのか。
灯りを見守る静寂は平和を意味するものなのか。

灯りを見つめ炎に見るのは誰の心か。
灯りを見つめ炎に焦がすは私の想いか。
灯りを見守る静寂は、葛藤ではないのか。


今はただ、灯りの中で灯りに身を委ね、灯りの声を聞こう。
森は梅雨の時期に大きく呼吸をしている。
その呼吸の度に緑は広く深く成長していく。

誰も緑の増殖はとめられない

緑の中に埋もれ、緑陰に触れ青臭い匂いを浴びて、葉陰から見る街は灰色に見えてしまう。

例え疲れていても、
鳥のさえずりがやかましくて、惰眠を貪ることができない。
轟く雷鳴と土砂降りの山道を逃げるように下ると、麓はすっかり晴れ上がって、虹がかかっていた。

七色の帯は大きな弧を描き此方から彼方にゲートを創った。



あのゲートに向かって車を走らせる。
ゲートをくぐれないことは判っている。

それでもあのゲートの下(もと)で佇むことを夢見ている。

もしかしたら誰も見たこともない何かがあるかもしれないと期待して。


いいじゃない。
虹に夢見ても。

生きてる証なのだから。


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