2014年だという。
遠い世界に思いを馳せる。
いつも。
と、思いの外内なる世界に佇んでいたりしている。

言葉の塊を集めても、どうにかなるものじゃない。
バッハとエルビスとガムランがジャムっても、ただの雑音でしかないように。

振り回され、失い、冷え切った魂に与えられるのは、浅い眠りと不快な目覚め。
一瞬の煌めきを捕まえることなど諦めて、ただ猫のように眺めて、瞳孔を細めていればいいのだろう。
そしてまた
ギリギリと心が軋みその身をよじり、遠い世界に思いを馳せる。
転ばぬ先の杖など持つことなく、その日暮らしをその日暮らしと思いもつかぬ。
雨がふれば、空の涙をしのぎ、照りつければ白い煌めきに身を潜めて、風を求め風を嫌い昨日も今日も過ぎてゆく。