心に棘が刺さったからといって落ち込んでみても、見える景色は変わらない。
もし変わるとしたら色が褪せているだけ。
「どこまで行くの?」という問いに、彼は寂しく「どこまで行けばいいんだろう。」と答え、「もうここらあたりでいいんじゃない?」という問いかけに、彼女は物憂げに「ここらあたりでいいのかも」と答えた。
彼と彼女は、溜め息と肩の荷を残して消えた。
残された溜め息は深く生暖かく、荷物の中身は山ほどの言い訳と壊れた夢の欠片とへしゃげたプライドだった。
いつだって逃げ出せる準備はしてる。
いつだって去りゆく準備はしてる。
いつだって消える準備はしてる。
景色を見ながら、悔恨の足音を残して。
もし変わるとしたら色が褪せているだけ。
「どこまで行くの?」という問いに、彼は寂しく「どこまで行けばいいんだろう。」と答え、「もうここらあたりでいいんじゃない?」という問いかけに、彼女は物憂げに「ここらあたりでいいのかも」と答えた。
彼と彼女は、溜め息と肩の荷を残して消えた。
残された溜め息は深く生暖かく、荷物の中身は山ほどの言い訳と壊れた夢の欠片とへしゃげたプライドだった。
いつだって逃げ出せる準備はしてる。
いつだって去りゆく準備はしてる。
いつだって消える準備はしてる。
景色を見ながら、悔恨の足音を残して。
