【次元、密度、時間、フォトンベルト】
最近、3次元から5次元への次元上昇とか、アセンションということがよく言われます。
英語では、たしか、dimension(次元)だけでなくdensity(密度)というタームも使われています。3次元から5次元へのシフトは、正確には、第3密度から第5密度への移行ということになります。
一般に、3次元といえば、タテ✖️ヨコ✖️高さの3Dをイメージします。そこを手がかりに考えてみると、この3Dに時間を足すのが4次元で、時空を超えるのが5次元となるかと思います。
4次元は3次元空間の物理的世界に束縛されていないけれども、まだ時間という熱力学的法則の支配が通用する軸を加えただけに留まる。そこからもうひとつ次元があがると、もう空間にも時間にも縛られない世界で、それは精神世界ということになるのでしょう。
一方、密度で考えたときはどうでしょうか。
このとき、何を基準に第3密度が第4密度に、さらに第5密度へとあがっていくのか。
これを紐解くヒントとして、銀河連邦ソーハンがエレナさんに語った言葉があります。
「原子をつなぐ物理法則の振幅の速度が上昇する(the physical laws binding the atoms together oscillate at a faster rate)」と。
時間そのものが速まるのではなくて、時間の感覚が速まることを意味するのだと。
わかるような、わからないような話ですが、ひとつ思い当たるエピソードがあります。
それは、よく指摘されることですが、退屈しているときには時間が遅く感じられるが、集中しているときには時間が経つのが速いという経験則です。
この現象は、どう説明すればよいのでしょうか。
きっと以下のように考えると、上のソーハンの説明と繋がってくるように思います。
車のスピードの例で考えてみましょう。
あなたのSUVが1時間に100km走ったとすれば、その速度は100km/hです。
それにならって、集中している人や退屈している人にとって、1時間という時間の中で、「時間」そのものがクルマのように移動したという思考実験を試みるのです。
このとき、集中しているか退屈しているかで、異なっているのは、もちろん、時間の長さではありません。
時間の長さは、いずれも1時間だからです。
では、異なっているのは何かといえば、退屈しているときには10km/hに感じられるような時間の速さが、集中しているときには100km/hに感じられるということでしょう。
この10kmと100kmは、クルマであれば走行距離ですが、人の意識においては、正しく、体験の「密度」なのです。
思考や感情の、あるいは生命活動の密度です。
この密度が高ければ高いほど、時間の速度は速くなる。
生きる時間が短くなるのではありません。同じ時間を生きるその密度が高いために、速い時間の経過を感じるようになる、ということです。
宇宙には、フォトンベルトという光子の帯があって、それが、高周波の電磁波エリアをなしています。
今、太陽系が、そのフォトンベルトに突入してきているようです。
この光子の帯は高周波の電磁エリアなので、物質の原子間の振動数が上がる。我々の身体の原子たちもそれに合わせて振動する。
このフォトンベルトは通過するのに2000年を要する帯です。半周してもう一度次のフォトンベルトに入るまでに11000年かかる。これで半分の13000年。
それが2回繰り返されると一周して、26000年。どこかで聞いたことのあるサイクルではないでしょうか。マヤ暦など。
このように、どうやら、太陽系も周期があってまわっている。
すべては波動だというのは、量子力学的にも真理のようです。
わたしたちは物理的な身体をもっていますから、そのような物理的な環境の変化によって影響を受けるわけで、それが精神にも影響を与えるのです。
それが一番ダイレクトに現れるのが、時間の速さの知覚だということのようです。
それが理由で、最近、時間がたつのが速いと感じる方が実際に増えているのです。本当に時間の知覚が速まっているのです。
ですが、これは時間そのものが速まったのではなくて、身体をもつわたしたちの時間の感じ方が速まっているということなのです。
この波動や周波数の変化を受け容れていけるか、あるいはそれに抗うかによって、心身ともに正負の影響がある。
前者はどんどん波に乗るが、後者はしんどくなってくる。これはある意味、客観的な傾向のようです。
そこで、せっかくですから、改めて、この大きな変化に対する心構えとして、以下、いくつかわたし個人の主観もふまえて記させていただきたいと思います。
・いろいろなムダを省いて、シンプルな生き方を実践する(小欲知足、minimalism)。
・内面の平和を大切にして、自分も相手もいたわる(定心、慈悲)。
・過去のしがらみにとらわれずに、いつも明るい未来をイメージして生きる(現当二世)。
・極大世界と極小世界、宇宙と自分はフラクタルで相同関係にあるという法則を感じ取る(法界即我身)。
最後はとてもわかりにくいですが、例えば、原子の周囲を電子が動くその様は、恒星の周りを周回する惑星に似ています。
それと同様に、個々の生命主体は、微小宇宙といっていい相同性を帯びているということです。
それを実感できると、ある種とても心強くて大船にのった気分になれるかと思います。
時間が速く経過することを嘆くことなく、むしろその体験の密度をエンジョイしながら、ワクワクした気分で、日々過ごしていきたいものです。