山中湖 加藤山荘
卒業前の記念にと考え、レンタカーを借りてCLBに所属していた時に建てたログハウスを周って見ることにしました。朝5時にアパートを出て、山中湖に向かいましたが、八王子を過ぎたあたりからなんと雪です。チェーンを借りておいてよかったです。一番最初に行ったのは、山梨県南都留郡の山中湖畔にある加藤和正さんの別荘です。ログハウス雑誌などでも㈱セルクCLBの代表作としてよく取り山中湖 加藤山荘上げられた建物です。
敷地面積:1,529㎡
建坪:133.44㎡
延床面積:170.16㎡(1F 123.72㎡、2F 46.44㎡、ベランダ48.8㎡)という建物です。
建設省建築研究所 木造3階建ての火災実験
独立行政法人建築研究所と(社)日本ツーバイフォー建築協会の共同研究の一環として、総3階建枠組壁工法(2×4)住宅の実大火災実験が、建築研究所構内において実施されました。私が研修している農林水産省の林業試験場(現森林総合研究所)からも私を含めて4名が見学に行きました。場所は茨城県筑波研究学園都市内の建築研究所です。工学院大学の今泉勝吉教授の挨拶で始り、建築研究所建築試験室の三村由夫室長から実験内容の節笑みがありました。
1階から2階への延焼には、かなりの長時間を要し、1階天井が燃え抜けるまでに24分、2階床が燃え抜けるまでに46分、そして3階廊下までが59分、3階部屋までが63分でした。
点火後64分が経過した段階で、フラッシュオーバーとなりました。裏側から見た様子です。
実際の火災は今まで見たことが無く、火災実験も始めて見たのですが、火の恐ろしさを痛感しました。後日、この火災実験の結果報告が建築研究所よりあり、「1室の可燃物が燃焼の盛期に至るまでの実験を行い、各居室への火災拡大性状等を検証。20分後に点火室(1階)の可燃物が燃えつき鎮火状態に、73分後に消火、その時点で3階の一部と小屋裏には延焼せず。建築基準法の一部改正により、準防火地域内での3階建(500m2以下)専用住宅等の建設を許可した。」との事でした。
































