富士山頂に奉納されていた「岩淵鳥居講」で役目を終えて下山したという鳥居
富士山かぐや姫ミュージアムの2階から広見公園ふるさと村側に出ると
富士山頂に奉納されていたという鳥居がありました。
富士市岩淵地区の住民の皆さんが12年に1度、富士山頂の鳥居を新調する「岩淵鳥居講」で役目を終えて下山した旧鳥居です。鳥居講は江戸時代、富士川西岸の岩淵地区が富士山麓から運ばれた木材の集積拠点として繁栄したのに感謝して始まったそうです。富士山が出現したとされる申(さる)年に鳥居を奉納する行事で、今年は8月6、7両日に行われ、20年前の2004年に設置されたこの旧鳥居は2016年に解体して麓に下ろされ、ここに展示されたとの事でした。
長年の風雪に耐えたヒノキ製の旧鳥居は良い感じに変色して富士山頂の気候の過酷さを醸し出していました。
富士山かぐや姫ミュージアム「東泉院の明治維新―六所良邑とその時代―」
富士山かぐや姫ミュージアムに行くと
2階の展示室では
「東泉院の明治維新―六所良邑とその時代―」が行われていました。
六所家は富士市今泉八丁目に位置する旧家で、明治政府による神仏分離政策の影響で還俗するまでは、富士山東泉院という寺院を営んでいたそうです。
この東泉院第21代(真言宗東泉院第20世)で最後の住持となるのが蘂雄(探道房)だそうです。
今回の展示会では、明治維新という支配体制、社会構造が大きく変革した世相の中で近代化の荒波を乗り越えて、明治19年(1886)10月23日に没した六所良邑という人物の生涯を通して、幕末から明治時代初期にかけてそれまでの宗教政策が再構築されていった時代の背景、その流れに適宜対応して生き抜いていくことになっていた地方の一宗教者の具体的な対応の様相が紹介されていました。





























