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広見公園 富士山かぐや姫ミュージアムのふるさと村にある旧稲垣家住宅(静岡県指定有形文化財)に行ってみました。
稲垣家住宅は、文化元年(1804)に建築された、年代がはっきると分かるものの中では、富士市内で現存する最も古い民家だそうです。
明治時代中期に養蚕を行うために兜造(かぶとづくり)の屋根に改造されたそうで、両妻面に窓を開けて通風と採光を図ったもので、
囲炉裏や、熱が小屋裏へ抜けるように張ったスノコ状の天井板、煙出しのための越屋根など、
養蚕農家としての工夫が随所に見られました。