前座敷の襖絵は飲中八仙歌 | 九代目七右衛門の徒然日記

前座敷の襖絵は飲中八仙歌

前座敷は来客や人寄せの際に、座敷にそのまま上がれるように、式台と来客者専用の表玄関があります。前座敷の襖は、旧家から持ってきたもので正徳4年(1714年)のものです。杜甫の七言古詩「飲中八仙歌」が書かれており、賀知章、汝陽王李璡、李適之、崔宗之、蘇晋、李白、張旭、焦遂の八人の酒豪の姿が描かれています。昭和40年代に民宿学生村のお客さんがプロレスごっこをして襖を破いてしまい、表装は新しくしています。