鳴滝公園 悲しき朝 中原中也詩碑
滝への入り口を歩いて行くと、
すぐ横に休憩スペースがあり、
中原中也さんの詩碑「悲しき朝」がありました。「河瀬の音が山に来る。春の光は、石のやうだ。筧の水は、物語る。白髪の嫗にさも肖てる。雲母の口して歌ったよ、後ろに倒れ、歌ったよ、心は涸れて皺枯れて、巌の上の、綱渡り。知れざる炎、空にゆき!響きの雨は、濡れ冠る!われかにかくに手を拍くと書いてありました。
説明板によると中原中也さんは明治40年4月29日、山口市湯田に生まれ、昭和12年10月22日、30歳の若さで没しましたが、昭和9年に詩集「山羊の歌」を出版、その中に詩「悲しき朝」が収められているそうです。この詩は巨岩の間を激しく落ちる鳴滝を背景に、時の泰雲寺の老子品川雷応と中也との、ある朝の情景をうたったものとも言われており、また愛人長谷川泰子との悲恋に打ちひしがれた心情をイメージしたものだともいわれているとの事でした。



