広見公園ふるさと村 東平遺跡高床式倉庫 | 九代目七右衛門の徒然日記

広見公園ふるさと村 東平遺跡高床式倉庫

バラ園から松林を下っていくと、校倉造りの高床式倉庫が見えてきました。東名高速道路の富士インターチェンジの南側一帯にかけて広がる、東平遺跡を発掘調査した時に確認された竪穴住居跡や掘立柱、建造物址の記録をもとに近年の考古学の考え方や事実を根拠にして、建物の上屋構造を検討し復元した建物だそうです。建物は、19.24平方メートル(5.83坪)の広さで、奈良時代には倉庫か武器庫に使われていたと推定され、材料はすべて杉材が使用されちるそうです。遺跡からの復元建物は、県内では静岡市の登呂追跡、浜松市の伊場遺跡に次ぐもので、特に奈良時代の地方遺跡の建物復元は全国的にみても珍しいものだそうです。