麻で作った注連縄とリース | 九代目七右衛門の徒然日記

麻で作った注連縄とリース

我が家は民宿をやる前、大正から昭和37年までは養蚕と蚕種製造業をしており、それ以前の明治時代には麻の栽培で生計を立てていました。2年前の神城断層地震で倒壊した土蔵の2階から、戦前の物と思われる麻束が見つかり、昭和25年の新聞紙に包まれていました。食旅☆NAGANOのイベントをきっかけに、我が家のことをいつも気にかけて下さっている白馬マイスターのMakkoさんが、この麻の事を知り、ご自身が手掛けていらっしゃる麻績みの技能でこの麻を精麻して注連縄とリースにしてプレゼントして下さいました。本当に有難いことです。

注連縄は早速、囲炉裏端の巻俵(まきだわら=稲藁で作った一対の大きな俵にいろいろな縁起物を挿して家の繁栄を願うもの)に掛け、

リースは各部屋に飾って残りは震災復興でお世話になった方々にプレゼントする予定です。Makkoさん本当にありがとうございました。