㈱尾川建築社長による稲積家見学会
報告会の後は見学会が行われ、尾川社長から各所の詳細な説明がありました。背戸の倉
は、基礎と根太の補強、外壁の補修、床板の張り替えを行いましたが、壁や柱はそのままだそうです。
湯殿は大幅に改修し、痕跡調査の結果、なくなっていた裏手のトイレを復元したとの事でした。
玄関横の濡れ縁も補修しましたが、建築当初の部材をそのまま使用し、見えないところで補強したり、裏板をあてたりして、外観が変わらないよう細心の注意を払ったとの事でした。
再生前の座敷や、再生工事中の写真がポスターになっていました。
大黒柱は腐食して傾いていたので、大型のジャッキを使ってミリ単位で上げていき、最終的には15cmジャッキアップしたそうです。
囲炉裏は稲積家の重要な顔として、再び火をともす事が出来るように修復したそうです。この日も、団欒の場所となっていました。
尾川社長のわかりやすい説明で、再生工事の様子がよくわかりました。

