須佐ホルンフェルス
続いて、前から見たいと思っていた「須佐ホルンフェルス」に行って見ました。191号線を走っていくと、ホルンフェルス大断層」看板があり、そこから県道305号線を4kmほど走ると、「つわぶきの館」という建物があり、その前が広い駐車場になっていました。ここら辺一帯は北長門海岸国定公園となっており、ホルンフェルス大断層の他にも、高山(こうざん)の磁石石、笠山明神池、青海島、津黄竜宮の潮吹き、角島、千畳敷、土井ヶ浜などの見どころがあるそうです。
ホルンフェルスとは、もともと、割ると角張った破面で割れることから角石の意味で、ドイツ語でホルンフェルス(hornfels)と言われているそうです。「ホルンフェルス」=「ストライプの岩石」だと思っていたのですが、間違いでした。
道を挟んで反対側にホルンフェルス入口という看板がありました。
ホルンフェルスまで続く遊歩道は、よく整備されていて柵もあって安全でした。途中でホルンフェルスが正面に見えてきました。遊歩道の上から見た写真です。遠くからでも地層がはっきり見えます。
近づいてくると、大きな岩の上に、何人かの人が立っているのが見えました。
満潮に近いようで、写真では水上に見えていた岩も水の中でした。
岩の上に降りてみました。
須佐の高山(こうざん)のふもとにある大自然の造形美「ホルンフェルス」の、黒と白の縞模様をなす雄大な断崖は、自然の偉大な力を感じさせるもので、これほど大規模にその姿をあらわしているものは全国のどこにも見られないそうです。
ホルンフェルスは、約2500万年前から1500万年前に砂岩や頁岩層(けつがんそう)からなる須佐層群が堆積し、約1400万年前に須佐層群を突き破って高温の火成岩体(高山はんれい岩体)が吹き出して現在の高山(こうざん)が誕生したそうです。その時のすごい力と熱のために周囲の岩の性質が変わり、この熱変性作用(ねつへんせいさよう)を受けた岩石がホルンフェルスと呼ばれるようになったとの事でした。
現在その姿をあらわしている断崖は、熱変性作用を受けた須佐層群の砂岩(さがん)・頁岩(けつがん)の互層からなる高さ約15mの海食崖(かいしょくがい)で、この黒と白の縞模様はホルンフェルスの一部分だそうです。
2007年に「須佐ホルンフェルス」として、日本の地質百選に選定されたそうです。「ホルンフェルス大断層」という名称もありますが、これは地質学的には誤りで、断層ではなく、「地層が大きく露出した場所」だそうです。
さらに左の方に行くと、海の方向に傾いた岩場がありました。ここでしばらく座って、海の音を聞きながら景色を眺めていましたが、とても爽やかで気持ちよかったです。



