指導員強化合宿in八方尾根スキー場 | 九代目七右衛門の徒然日記

指導員強化合宿in八方尾根スキー場

1月10日(土)~11(日)まで八方尾根スキー場で行われた、指導員強化合宿に参加しました。参加したのは、松本さん、平柳さん、渡辺敏さん、長澤さん、花田さん、高山さん、私の7名でした。講師は、今をときめく全日本スキー連盟デモンストレーターの志鷹慎吾さんでした。2日間とも天候は降雪でしたが、視界は充分あり充実した講習となりました。講習内容は、市民スキー教室、技術選後の講習会等の指導に有効に生かすことができたまし。講習内容は下記の通りです。

1日目の講習内容

①斜面プルークボーゲン

・荷重ポイントは内くるぶしを中心に。

・腰を止め股関節で捻る。

・荷重を外スキーの上に乗せるために、上体を外スキー側に移動させる。

・デモと比べると全員 非常に外傾が足りない。

②緩斜面プルークボーゲンのスピードを上げてさらに捻りを加える。

・体を内側に回してスキーを引っ張っては駄目。

・一般的に利き足は力で回し、利き足でない方は丁寧に滑っているが、両方丁寧に!

・特にターンでは抵抗をつかみに行く事を心掛ける。(斜滑降、パラレル)

③シュテムボーゲン

・外スキーで圧を掴みにいきながら外傾を強めて荷重していく。

④プルークスタンスでの横滑り

・外傾を意識して内エッジにウエイトを乗せてずらす→その後に捻るための準備

⑤斜行からプルークシュテムへ

・斜滑降から出る時、ウエイトを乗せてスピードを抑えていく。

⑥大回り

・雪面に対して垂直の体勢で。

・内エッジに荷重を加え、更に荷重を加えるために腰を止め、股関節で捻りを加える。

・その結果、体勢は低くなる。

⑦靴のバックルを外して大回り

・荷重ポイントの確認

⑧プルークスタンスの低速大回り

⑨プルークスタンスで横滑りギルランデ

・山回りで圧を加えながら、後半の弧になる部分を大切に。

⑩曲げ捻り動作の確認

・斜面が急になると、ポジションが今までと同じ外スキーの上だと体がきつくなる。

・この時は重心を外スキーの中に入れる。

・この要領は拇指球を雪の中に食込ませるのであって腰を内側に入れるのではない。

⑪高いポジションから曲げ捻りで、その後拇指球を食込ませる

・曲げ+捻り(ピポット)から拇指球の食込ませ(内反動作)へ。

⑫スキーを平行にしてピポットから外足の小指を上げて拇指球への荷重練習

・ピポットから外足の小指を上げて拇指球へ。ウエイトを使って弧を描きながら。

・このイメージは、低速は下から上へ、スピードが出ると遠心力に対して重力を中に入れる。上下に動きながら後半重心を中へ入れる。

・この練習の時、ターン後半は内倒でも良い。

・前半は谷スキーに荷重が近づき、後半は離れていくイメージで良い。(L字型)

⑬ストックを胸に当ててプルークで荷重移動を確認

・これで左右非対象になるのがわかる。

・プルークで捻ることにより外傾をとる。捻りを更に大きくすることにより、姿勢はおのずと小さくなる。

・この時、外スキーの親指を雪の中に食込ませるイメージを持つこと。

・ウエイトをスキー全体に乗せ、内くるぶしの下でピポットで曲げ捻りを行う。

⑭プルークスタンスで両足同時に曲げ捻る

・両足同時に曲げ捻ることにより、外スキーのプレッシャーが自然に出てくる。

⑮内反により重心を中に入れ、カービングターンの導入

・イメージは内スキーが重心とともに動く感じ。

・外スキーの返しだけで、重心が内側へ移動する。(横へ横への移動)

・足は反るより小指を上げて。

・両足は大きく開いて重心は出来るだけ低くする。(そうしないと曲げ動作になる)

⑯外スキーの外反を強めて、外スキー主体のカービングターン

・低いワイドの姿勢でスタートし、外スキーを動かすことにより、内エッジを食込ませる。下横からの圧力で上体が内側へ内スキーと共に移動する。

⑰手を膝において膝を横に押しながら外足でカービングターン

・低いワイドの姿勢で、ノンストックでスタートする。

⑱外スキーでのカービングターンでの後半、内スキーの膝を強く抱え込む

・スタート・切替えの時、立ち上がってしまうと曲げ動作に入るので、低い姿勢のまま左右のカービングを行う。

⑲低い姿勢での外スキーのカービングターンの後半内スキーの膝裏に手を当てて持ち上げる

・⑱、⑲の方法によりより深いカービングターンが可能になる。

⑳カービングターンの練習

・低い姿勢でスタートし、膝に手を置かないで外スキー主体のカービング。

・カービングには3つの角度がある。Ⅰ外スキーをお押さえつけながらターンに入る。Ⅱ内傾角→足を伸ばす事によって発生 Ⅲ迎え角→圧力を加えることによって発生。

21緩斜面パラレル

・今までの練習を生かして、ターン前半は上から下へ、ターン後半は横へ。

2日目の講習内容

①横滑りによる荷重の確認

・スキーは平行にして谷スキーのインエッジを踏みつけるようにして出来るだけゆっくり。

・カービングは腰の動きだけでは駄目。エッジに圧を与えること。

・用具が良くなっても仕事をすること。

②横滑りからプルークボーゲンそして横滑りへ

・プルークの最後の段階でのポジションを大切に。

・しっかりプルークで立ち上がり、外傾を強めてインエッジに荷重する。

・ほとんどの人が前に行き過ぎる。捻りを強めることにより、斜め前方からの圧を受け止める。そのためにも捻りを強める。(拇指球、踵をうまく使うこと)

③緩斜面プルークボーゲン

・斜面に対して両足を曲げ、意識はもっとプレッシャーを与えるイメージで。

④中斜面プルークボーゲン

・谷スキーの捻りを強める。捻りが弱いとスピードが出てしまう。

・大きく動くことによって、捻りは強まる。

・プレッシャーを与えて、体勢が小さくなってからでは捻れない。

⑤プルークで両足を曲げる動作を早めて

・谷スキーへプレッシャーを与える。(捻る量と上からのプレッシャー)

・荷重ポイントは内くるぶしの下を確認しながら。

・雪面に近い方からプレッシャーを感じて。

⑥脚を大きく開いてプルークが少し残る程度で、更にスピードを上げて

・意識は脚部を捻るイメージだが、実際には捻りはあまり使えないだろう。

・結果として側圧になる。

・スピードの調節は縦への捻り。側圧はスピードがでる。

・スピードによりどちらを主体とするか決める。

⑦大きく開いたプルークスタンスで両脚の曲げ捻りを使う

・上から下より、若干横への動きが出てくる。

・捻りを使うために大きく上下動作を行う。

・外スキーへの押しが強まれば、腰は内スキーに寄っていく。その結果内スキーが邪魔になる。そして内膝を返すとプルークターンになる。

⑧プルークのワイドスタンスから捻りだけを意識する。

・大きく開いたことで横へのスタンスはもう出きているので、捻りだけを意識する。

・完全に小さくなるとカービングしかない。それが膝を外してブレーキングしている。

・縦への捻りをどれだけ長くするかにより、弧の調節をする。

・ポンと入ってしまうと大きな弧しかできない。

⑨ ⑧の動作をリズムを早めて行う

⑩ワイドスタンスで捻って深回り

⑪側圧で浅回りを行う

・イメージとしては、浅回りでもまだまだ捻るイメージをもつ。

・プレッシャーを与えるとは抵抗を捕らえる事である。その上に抵抗を与えていく。

⑫オープンスタンスで後半腰を返す

・スキーは平行でスタンスはオープンで、動きはターンの後半は捻って後半膝を返す。

・プレッシャーを与え続けていればスピードが出て、膝が邪魔になり、膝を返す動作となる。

⑬ワイドスタンスでスタートしプレッシャーを与えて膝を返す

・平行でプレッシャーを与えて捻る。

・スピードの条件を変えると、低速でのプルークは荷重は中、スピードが出てくると内足の返しが楽になる。

⑭動作要領の確認

・ストレッチング → 体が動いてスキーと体との入れ替えを行う

・ステッピング → 足元が動いてスキーと体との入れ替えを行う

・踏み蹴り → 踏み蹴りの重心は両スキーの間。そして一気に入れ替える。

⑮中斜面でのシュテムターン

・開いてプレッシャーを感じて。

・シュテムでも他のターンでも、直線に抜けてからターンに入ること。

・先落としにならないこと。開きだして → 荷重 → 寄せる

・大きく動いて、動くことにより曲げ動作を入れ、荷重(プレッシャー)をかける。

⑯ ⑮シュテムの開きだしを少なくしてもう一度

・開きと共に体の移動を積極的に。しかし荷重と曲げはすること。

⑰ワイドスタンスでパラレル

・谷スキーに乗って、谷スキーの捻りをだして

⑱スキーの開きはクローズで

・外傾と捻りを大切に。

・クローズだと重心が動かないと回らない。ほとんどの人が中間位置になる。そのため先落としかシュテムになってしまう。

・重心を谷スキーに乗せること。

⑲平行スタンスでターン

・直線を入れて体勢を入れ替えてから斜面に直角に外足を捻る。

・真っ直ぐ抜けてからスタンスを移す。

・重心を谷スキーに乗せて曲げ捻りをすることが基本となる。

⑳スタンスを狭くしてパラレル(緩斜面)

21シュテムしてウエイトを乗せて曲がる

・重心を谷スキーに乗せて捻るイメージを大切に

22レールターン

・レールターンはエッジに働きかけをしないイメージ。

・サイドカーブに乗っていくイメージ  ・高速でないと悪いイメージになる。

・外へ押す動作はあるけれど、積極的に働きかけをしないイメージ

・膝の返しだけでは駄目、外反でしかし徐々に横へ押すイメージは残す。

・つまり押す動作はあるが、働きかけは少なく、サイドカーブに乗っていくイメージということになる。

23ウェーデルン

・2軸でおこなうのが良い。

・しかし一瞬でエッジングするので反動があり、吸収動作をしながら前に行く事が必要である。

志鷹慎吾さんによる2日間通しての講評によると、全員に言えることは、デモに比べて外傾が非常に少ない。カービング(側圧)も大切だが今回の受講者のレベルでは捻りを重点に練習した方が良い。その結果側圧も自然に出てくる。ターンのイメージとしては前半はウエイトを乗せて曲げ捻り、後半でカービングとなる。荷重のかけかたはL字をイメージして縦の荷重から横の荷重に移動させる。との事でした。トップデモのレッスンを受ける事が出来、とても充実した2日間でした。