稲積家利活用の意見交換会 | 九代目七右衛門の徒然日記

稲積家利活用の意見交換会

午後1時からは、机を片付けてだるま座になって、稲積家利活用の意見交換会が行われました。
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司会進行は大沢匠先生です。パネラーは4名でした。1人目は㈱地域再生工房社長の吉岡健二郎さんです。吉岡さんは、セコム山陰(松江市)の社長でもあるそうです。㈱地域再生工房は、島根県内の経営者らが、昨年11月、過疎化が進む中山間地の活性化を目指した新事業会社だそうです。使われなくなった古い民家をリサイクルして宿泊所などにしたり、解体して建材として販売したり、特産品販売などで大都市とヒト・モノ・情報の交流を増やし、Uターンなどを促しているそうです。県内では急速に高齢化が進んでいる集落が多いため、ビジネスで過疎地の活性化を支援しているとの事でした。

2人目は当主の稲積慎吾さん。

3人目は、日本民家再生リサイクル協会 前代表理事で情報誌「民家」編集長の清沢和弘さんです。

4人目は島根県土木部建築住宅課住宅企画グループリーダーの安部茂さんでした。
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吉岡さんからは島根の民家の本「しまねの家」の紹介がありました。
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地域に根付いた茅葺き屋根の民家や、昔の暮らしぶりについて詳しく書かれていました。
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さらに吉岡さんからは学童保育やデイサービスに活用されている各地の民家の事例報告があり、稲積さんからは、体験農園のある宿泊施設、古文書研究やギャラリーなどにも使えないかとの話がありました。安部さんからは、古民家はクーラーいらずの省エネ住宅であること、大工の技術の継承が問題である事、200年住宅を提案している事などの話がありました。清沢さんからは、JMRAから2巻発行された民家再生の設計事例について話があり、移築再生から現場再生に移行しているとの説明がありました。
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意見交換会では、倉敷から来た女性の宿泊施設として利用する提案、邑南町文化財保護審議会の方のお話、福岡から見えた古民家を買って活用を考えている方のお話、江津の都野津で江戸時代の家を活用している方のお話など、非常に興味深い話を聞く事が出来、充実した会となりました。