西湖いやしの里根場 養蚕資料館
建設中の建物の奥には養蚕資料館がありました。ここは復元民家ではなく、現存した民家を改修したもので登録有形文化財(建造物)を予定しているそうです。
我家も養蚕農家だったので、非常に興味深く見学しました。蚕は家畜として扱われていたので、「1匹、2匹」ではなく、「1頭、2頭」と数えられていたって知ってました?「お蚕様」と呼んでとても大切にしていました。
中に入ると囲炉裏の傍らには、機織り機(はたおりき)がありました。古い白黒テレビや扇風機も置いてありました。
農協が作った「春蚕飼育標準表」という日程表が貼ってありました。
お蚕様に繭を作らせる「まぶし」を連結して回転するようにした「回転まぶし」という道具です。お蚕様の上に上る習性を利用して作られた道具です。
蚕棚(かいこだな)です。「えびら」とか「さしだん」とも呼ばれます。春蚕が小さいときに使用してる台です。蚕棚の上にサンザン紙を敷きその上にお蚕様を乗せて、乾かないようにその上に防乾紙を乗せます。
催青器といって、お蚕様の卵を孵化させる入れ物です。実家の私の部屋の隣の、現在ベッドルームにしている部屋は、以前は催青室と呼ばれており、お蚕様の卵を孵化させるための部屋でした。
ひととおり2階を見学した後は、1階に降りました。この機織り機は実際に使っているそうです。
庭には物干し竿がありました。実家にも昔、同じような形のものがありました。私が小学校に上がる前くらいに、父方の叔父が帰省した時に造り直していたのを覚えています。




