白馬村の白川さん宅でヒメギフチョウ羽化
4月21日付の大糸タイムスに、白馬村神城の白川敦男さん宅で村の天然記念物のヒメギフチョウが次々とさなぎから羽化して、優雅に舞っているという記事がありました。
ヒメギフチョウはギフチョウを小型にしたような蝶で、春が訪れると同時に姿を現し、「春の女神」と呼ばれているアゲハ蝶の一種だそうです。ギフチョウは暖かい地域を好みますが、ヒメギフチョウは涼しい地域を好み、その境界線はギフチョウ属の学名をとって「リュードルフィア線」と呼ばれているそうです。白馬村は全国でも数少ない、ギフチョウとヒメギフチョウの両方が飛び交う珍しい地域だというのは、小さい頃、爺さん(父)に教わりました。
白川さんは20数年前からヒメギフチョウの食草であるウスバサイシンを育て、ヒメギフチョウを増やしてきたそうで、今年は過去最高の1300の卵があったそうです。近年では里山の荒廃や開発などによってヒメギフチョウの個体数が急激に減少しているとの事ですが、こうした保護活動によって、貴重な混生地を維持していってほしいと思います。