建築のしくみ「住吉の長屋/サヴォア邸/ファンズワース邸/白の家」(丸善)を購入 | 九代目七右衛門の徒然日記

建築のしくみ「住吉の長屋/サヴォア邸/ファンズワース邸/白の家」(丸善)を購入

昨日のブログで、家内から「ミースのファンズワース邸、ル・コルビュジエのサヴォワ邸」の本を買ってくるよう頼まれた話を書きましたが、ブルータスの特集本にファンズワース邸とサヴォワ邸が載っているかどうか不安だったので、セブンアンドワイでみつけた「建築のしくみ 住吉の長屋/サヴォア邸/ファンズワース邸/白の家(丸善)安藤直見,柴田晃宏,比護結子 著という本も買いました。こちらは昨年発刊したばかりで1780円とちょっと高価でした。
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内容は昨日の本とは打って変わって、図面と模型と3DCG(3次元コンピュータ・グラフィックス)と文章が主体で、写真は数枚でした。鉄筋コンクリートと壁構造の住吉の長屋(安藤忠雄設計)、ラーメン構造のサヴォワ邸(ル・コルビュジエ設計)、鉄骨構造のファンズワース邸(ミース・ファン・デル・ローエ設計)、木造軸組構造の白の家(篠原一男設計)が、詳細寸法までいれて、深く解説してあり、学生時代の建築設計製図の授業を思い出して興味深く読みました。

中でも特に目を引いたのは篠原一男さん設計の白の家です。1966年に設計された住居で、棟木のない方行というピラミッド型の屋根の下に、一辺10mの正方形をした平面の空間が作られていて、1.5メートルの長さの軒が出ています。
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木造なのに屋内に露出する構造柱は中心の1本しかありません。梁も平行に渡すのではなく、中央の柱から斜めに渡してありました。私は太い梁を現した古民家の造りに魅力を感じていましたが、同じ軸組構造でここまで洗練された空間ができるとは、感心するばかりでした。
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