スキー指導員検定受験者講習会理論 | 九代目七右衛門の徒然日記

スキー指導員検定受験者講習会理論

2009年度スキー指導員検定受験者養成講習会理論の受講に、庄原市総合体育館に行ってきました。

2階の会議室には既に大勢の人が集まっていました。

使用するテキストは「日本スキー教程」「スキーへの誘い」「安全へのシュプール」「2009年度スキー検定受験者のために」の4冊です。

9時に開講式が始まり、まずはじめに広島県スキー連盟副会長の古川さんから挨拶がありました。今年の指導員受験者は新規11名、単位受験2名の計13名、準指導員受験者は新規20名、単位受験5名の計25名、うち女性は6名との事でした。例年より少し多いようです。

続いて広島県スキー連盟副理事長でSAJ普及委員の藤井さんのお話。今年は本当はスキー教程が新しくなるはずだったが、SAJ内でいざこざがあって、来年になったそうです。現行の教程最後の年なので頑張って是非受かって下さいと言っていました。

次に教育本部長の中司さん、普及委員長の二見さんと有難いお話が続きました。

9時45分から理論講習が始まりました。まずはじめは「環境変化とスキー指導」です。講師は検定部副部長でめがひらスキー学校の藤本さんでした。「教本」と「受験者のために」と「スキーへの誘い」を使った講義でした。

10時半からは「スキー運動の特性と技術構造論」。普及委員会副委員長で道後山スキー学校の花田さんが講師でした。

昼食をはさんで13時からは、「スキーの指導方法論Ⅰ」。総務部長で芸北文化ランドスキー学校の増竹さんが講師でした。午後一で一番眠くなる時間帯でしたが、質疑応答形式の楽しい講義で眠気も吹っ飛ぶ内容でした。

15時からは「スキー指導方法論Ⅱ」でした。普及委員長で恐羅漢スキー学校の二見さんが講師でした。この講義では教程教本から離れて一般的な指導法の話があり、非常に興味深い内容でした。まず、甲野善紀著の「身体から革命を起こす」という本のコピーが配られ、「日本陸上界の迷信であった短距離走のマック式を例に挙げ、固定概念による指導は新しい発想を妨げる。固定概念は発想を束縛する。また、根拠のない反復運動は無駄である。」という話でした。指導者は固定概念を持ってはならないという教えです。

続いて高畑好秀著の「アスリートコーチングBOOK」からみる理想のコーチ像の話がありました。例に挙がったのは日本を代表する下記の指導者の方々の言葉です。

・柔道の古賀稔彦さん「選手に考えさせる時間を与える」

・ラグビーの山口良治さん「イメージによって喚起された感情のこもった言葉を大切にする」

・アメフトの水野彌一さん「何故この練習をするのか理屈を説明する」

・シンクロの井村雅代さん「技術レベルを早く上げるには1ポイントずつ教えていく」

・バレーの柳本晶一監督「練習から離れたら同じ目線で話す」

どの話もスキー指導に通じるものがあり、スポーツの指導はどんな競技でも共通するものがあるという事を強く感じました。

15時40分からは「2009年度スキー検定受験者のために」のビデオを見ました。ナショナルデモンストレーターによる、テールコントロール、トップ&テールコントロール、トップコントロールの基本動作の説明でした。

16時からは強化部長で大佐スキー学校の新屋文香さん(ニイヤフミカさん:男性です。昨年の中村英知アクロスセミナーでもご一緒させて頂きました )による「スキー競技におけるルールと審判法」の講義でした。「受験者のために」を読み合わせる形式で進められ、模擬問題集や今年度のFISのルール変更点(スキーの長さ、ラジアル等)について詳しい資料も配布され、中身の濃い内容でした。

詰め込み教育で知恵熱が出そうでしたが、これから何度も教程教本を読んで、模擬問題集を繰り返しやって試験当日に備えたいと思います。
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