信越放送(SBC)信州まるごとワイド キャッチ「古民家特集」の続き | 九代目七右衛門の徒然日記

信越放送(SBC)信州まるごとワイド キャッチ「古民家特集」の続き

中澤:今日の信州旬生ライブは、飯塚アナウンサーが信州白馬村の素敵な古民家に来ています。飯塚さん。


飯塚:夜の帳(とばり)が、今ゆっくりと降りてきました。雪景色の中、やさしい光を放っているのが、こちら今日おじゃましています白馬村の民宿マル七でございます。先程ご紹介したとおり、この建物が大正9年築、86年の歴史を持つという事です。そして囲炉裏ですね。これはもうさらに古くて、200年以上の歴史があるという事です。こういったところも非常にすばらしいのですが、民宿をされているという事で、あと気になるのは客室ですよね。客室がどうなっているのか、これからちょっとお邪魔してみたいと思います。再びご主人の伊藤さんでございます。

父:よろしくお願いします。

飯塚:では、客室をご案内頂きたいのですが、どこにあるのでしょうか。

父:どうぞ。飯塚:こちらですか。

父:はい。こちらです。(中の間を案内)

飯塚:あれっ。近いですね。今のすぐ隣なんですね。そう、襖を1枚隔ててすぐ隣が客質なわけですよ。部屋に泊まりに来たというよりは、ほんとにもう田舎のおじいちゃんの家に遊びに来たという感じが味わえるようになっています。

父:農家のお座敷をそのまま客室にしてあります。

飯塚:なるほど。そしてこちらもまた別の客室になるのですね。

父:ええ。前座敷という部屋です。飯塚:そうですか。

父:10畳間の前座敷です。

飯塚:ではこちらに来てお話を聞かせていただけますか。(ここでハプニング。わたしはどんどん奥座敷の方に進もうとしてしまいました。)あっ。ちょっと待ってくださいね。こちらでお話しを聞かせてください。あのー、お客さんの反応は如何ですか。

父:来てくれるお客さんは、みんな親戚のものみたいですね。初めての方はほとんど居なくて、常連の方がほとんどです。親戚のものが泊まりに来るような状態で来てくれるのです。

飯塚:ああそうですか。リピーターの方が多いわけですね。

父:そういう事です。

飯塚:この風情が忘れられなくて、そして何よりご主人の伊藤さんの人柄が良いので、ご主人に逢いたいということでお越しになる方が多いと聞いています。

父:そんな事はないですよ。

飯塚:さあここでこの奥の部屋です。(先程ハプニングがありましたが)ここでようやくこの扉が開くわけですね。こちらはVIPルームなんですよね。

父:はい。こちらは奥座敷という部屋です。

飯塚:すごい。ご覧下さい。奥座敷という事です。素敵な造りになっていますね。天井が高いんですよ。天井を是非ご覧頂きたいんですけれども。

父:この部屋だけは、床の間があって、神棚があって、書院があって、縁側があって、大事なお客さんだけに泊まって頂く部屋になっています。うちは総2階なんですが、この部屋だけは、2階を取ってないので天井が高いのです。

飯塚:ああ、そうなんですか。それからこの辺り、床の間にも調度品があったりして。ここはやっぱり特別なお部屋という感じですよね。

飯塚:では炬燵がありますのであたらせて頂いてよろしいでしょうか。

父:ええ。どうぞ。どうぞ。

飯塚:失礼します。実はですね、こちらの民宿はご主人の伊藤さんが創業されたそうなのですが、もともとは学生さん専用の宿であったという事ですね。

父:そうです。信州学生村という事ではじめました。

飯塚:ですから、受験生の人が勉強に来たりとか、現役の大学生がお勉強の合宿に利用されたりとかしたという事です。

父:そうです。飯塚:有名な方で言いますと、現職の滋賀県知事の嘉田由紀子さん。女性知事ですよね。学生の時に受験勉強で来たりとか。

父:ええ。高校3年の時、18歳の時に来ています。

飯塚:それからあと、日銀の副総裁の武藤敏郎さん。

父:そうですね。大蔵事務次官、財務事務次官を歴任された、東大出のエリートです。

飯塚:その方が、東京大学時代の学生の頃にこちらに来られた。

父:そうです。

飯塚:そういった方々が、寝泊りした部屋なんですね。私も是非その百分の一でもあやかろうということで、こちらにちょっと横になってみてもよろしいですか。

父:どうぞどうぞ。

飯塚:優秀な方々が寝泊りをした部屋です。ここで私もちょっと寝たら、すごく優秀な人間に生まれ変わるのではないかと思いまして。よいっしょ。あー。すごいです。この感じを視聴者の皆さんにも体験してもらおうと思いますので。カメラさんちょっと一緒に横になってもらって良いですか。横になるとすごく良いですよ。まず、天井の高さが強調されますよね。すいこまれそうな感じです。ちょっと暫く佇んで見ましょう。。(暫く沈黙)

飯塚:このように何一つ音が聞こえて来ない訳なんですよ。静寂の中で、この高い天井を見上げて寝ていますと、本当に安らかな気持ちになってきます。車の音も無ければ、テレビの音も聞こえてきません。非常にすばらしい環境ですね。本当に寝てしまいそうになったのですけれども、ここで寝てしまったら仕事になりませんので。次に進めたいと思います。奥様が手料理を作られているのですね。

父:そうです。家内一人でやっているようなものです。

飯塚:ちょっと、こちらをご紹介いただいて良いですか。

父:どうぞ、どうぞ。

飯塚:では、再び囲炉裏の部屋の方に戻りたいと思います。通るたびに本当に良いですよね。

飯塚:古民家の中というのは。ふすまの色、壁の色、建具の色。

飯塚:ああ。こちらにご用意いただいている訳なのですよ。奥様の手料理が。

飯塚:この奥様の手料理を、囲炉裏端で頂いてよろしいでしょうか。

父:ええ。どうぞ、どうぞ。

飯塚:では、これを囲炉裏の方に動かさせて頂きまして。いいじゃないですか。本当にこれはもう、手作り感あふれるという感じです。

飯塚:まず、このぜんまい。これは奥様が採ってこられたのですか。

父:そうです。

飯塚:それから、この豆もご主人と奥様で作られたということで。

父:みんな家で採れた物です。

飯塚:それから、なんと言っても名物は意外なようなのですけれども、コロッケなのですよね。

父:手作りのコロッケです。

飯塚:ちょっと、意外な感じですよね。手作りなんですか。

父:ええ。手作りです。うちは冷凍食品やお刺身は一切使いません。こんな山の中に来ても新鮮な刺身は無いですし、昔ながらの古い家で冷凍食品というのもおかしいですので、お刺身と冷凍食品は一切使った事がありません。

飯塚:では、このジャンボコロッケを頂きたいと思います。これね、もちろんジャガイモもお二人で作られたという事で。

父:そうです。

飯塚:いや~。おいしそうじゃないですか。このホクホク感、見てください。では頂きます。

父:このジャンボコロッケが食べたくて、来る常連のお客さんもたくさんいるのですよ。是非このコロッケを食べたいといって、来る前から言ってくるお客さんもいます。

飯塚:何もつけずに、いま頂いたのですけれども、すごくジャガイモの旨みと、これ色々なものが入っているのですよね。挽肉も入っていますし、本当においしいです。本当においしい。いい味がでてます。

父:そうですか。

飯塚:ほんとうにありがとうございます。

父:いやぁ。手作りの粗末なもので。お口に合ったかどうか。

飯塚:本当に食べ物、すごくおいしかったです。最後に伊藤さんにお伺いしたいのですけれども、伊藤さんの夢などありましたら、お聞かせください。

父:ん~。田舎の良さは、茅葺き屋根と囲炉裏だと思います。いつまでもこれを残してゆきたいと思います。こういう家がだんだん減ってきましたね。うちでも息子が静岡の製紙工場に勤めているのですが、結婚してまだ家に入らないのですが、嫁さんも後を継いでくれると言っていますので、いつまでも続けていきたいと思っています。

飯塚:なるほど。是非息子さんの代もこの建物を維持していって頂きたいと思います。本当に今日は、色々なお話をありがとうございました。以上、信州旬生ライブでした。

中澤:どうも。本当にこういう民宿って宝ですね。

牛山:すばらしい財産ですよ。こんな家が宿をやっていて、私達が泊まりにいけるわけですから、本当にすばらしい事ですね。


それではここでプレゼントクイズです。民宿マル七の囲炉裏の守り神は?①まるい石、②まるい木のどちらでしょうか?