普請の様子
白馬に帰省した時の普請の様子です。この年はかなり大がかりな改修工事をしました。まずは外壁です。建てられて以来、外壁の修理や塗装はほとんどされていませんでしたが、啄木鳥(キツツキ)の穴だらけだった外壁をラスモルタルで下地処理し、漆喰で塗り直すとともに、板張り部分を補修し、木部は古材にあわせた落着いた色のステインで塗装しました。東側です。
上雪隠(カミセッチン)は来客用の便所として奥座敷の床の間の裏側に設置されていましたが、ほとんど使われませんでした。ここは基礎をやり直して物置に改造しました。
台所は老朽化した流し台を更新し、南側の廊下だったスペースまで台所を拡張しました。給湯設備や食器洗浄機も導入して、衛生面を強化して近代化を図りました。
床下は食物を保管するように室(ムロ)になっていましたが、近年の暖房の強化によりムロとしての機能を果たさなくなったため、廃止して床は全面フローリングにしました。
西側にあった漬物部屋も床面のコンクリートを打ち直し、棚をこしらえ、勝手口の位置も入りやすいように北側に移しました。
南側の下屋根は建設以来、杉を板状に割って葺いたトントン葺きでしたが、屋根の中にスズメバチが巣食ったり、風化が進行していたため、銅板四ツ切り一文字葺に葺き替えています。
板張り後の写真です。このあと焦げ茶色のステインで仕上げました。
今回の主な改修項目は下記のとおりです。
台所改修 流し更新 食器洗浄機導入
仏壇を茶の間に移設し仏間を通路に変更
旧寝間を物置に改造 一部仏壇にする
外壁の漆喰穴あき部修理
奥座敷漆喰補修
屋外木部 ステイン塗装
南側下屋根 トントン葺きから銅板葺きに更新
上雪隠を物置に改造
奥座敷縁側を板張りからフローリングに改造
前座敷・奥座敷 床束修理
奥座敷押入れを西側に移設
外便所の壁張替と基礎および内部改修




