大町高校の全校登山の思い出
8月1日付の信濃毎日新聞の33面に、私の母校 大町高の全校登山の記事が載っていました。恒例の全校登山が7月23日~25日にかけて行われたそうです。
大町高校では修学旅行がない代わりに、毎年全校登山がおこなわれています。新聞記事によると、大町高校の全校登山は1903年(明治36年)に自由参加で始まり、1948年(昭和23年)に全員参加となった全国的にも珍しい行事で、今年で61回目になるそうです。2泊3日で北アルプスの表銀座を縦走し槍ヶ岳に登る最難関コースをはじめ、白馬岳、鹿島槍ヶ岳、爺ヶ岳など難易度別に十前後のコースがあります。また、この行事は学校の先生方だけでは運営できないため、30人近い卒業生たちがボランティアで強力にサポートしているのです。
私は、高校1年の時には常念岳~燕岳~大天井岳の縦走、2年の時には針ノ木岳、3年の時には蝶ケ岳に登りました。毎回、行く前には気乗りしなかったのですが、山の上から見た景色や爽快感、頂上に立った時の達成感、山小屋で雑魚寝した時の友達との語らい等、帰ってくる頃には楽しい登山に変わっていたのを記憶しています。燕岳から見た雲海、針ノ木岳の大雪渓滑走、蝶ケ岳に行く途中の上高地の自然の美しさと、どれも思い出に残る登山でした。
この全校登山によって得られるものは、連帯感、自然を美しいと感じる心、郷土の山々の知識、高山植物の知識等々たくさんあると思います。北アルプスのふもとに生まれ育った我々だからこそ経験できるこの登山を、これからも末長く続けていってほしいと思うと共に、後輩たちには思う存分この登山を楽しんでほしいと思います。