モンスター上司 | ふくログ

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日々のあれこれを思いつくまま綴っております。

指導・監督する立場にいる人には、周りに信頼される言動をとってもらいたいと誰しも思うもの。


「完璧な人間であれ」というのではなく、「あの人だからついていきたい」と思える人でいてほしいですよね。


人を人としてでなく、モノや道具として扱う指導のあり方は、追求されて然るべき。


たまたま先日「モンスター上司」という映画(DVD)を観たのですが、あそこまでいかなくても職権を履き違えて常軌を逸した言動がまかり通る社会は悲しすぎます。あの映画自体は笑えましたが。


私が経験したモンスター上司の実例を紹介しましょう。


【その1】


板前修業をしていた頃。


お客様から冷やかされるくらい可愛がってもらっていた親父さん(お店の大将)が、突然豹変し口を聞いてくれなくなりました。


理由は「ホールスタッフのアルバイトの子たちとの飲み会に誘わなかったから」だと後日、兄弟子から聞きました。。。


3ヶ月間無視し続けられ、それなのにお店ではカウンターで横に並び仕事。


仕事内容さえ兄弟子を通して指示される状態なので、1ヶ月経った時に「傷つけてしまったことはお詫びします。」と謝ると、「お前のことはもう信用出来ないし自分の態度も変えられない、イヤなら辞めろ」。


私もシブトイのでしばらく働きましたが、仕入れ業者さんやお客様にまで「弟子に裏切られてねぇ。」と吹聴される日々が続きました。


お客様からは「大将、最近変だけど大丈夫?」と心配される始末。


「あいつは腹黒い奴だ」と散々言われながらも、兄弟子やスタッフ仲間、お客様が理解してくれていたのでまだ救われました。。。


今でこそ「可愛さあまって憎さ100倍」だったのだ思えますし、もう少し親父さんの性格を踏まえた上で行動していれば違う状況だったかもしれません。


上司の取り扱い法が、仕事以上に複雑・難問であることも少なくないということを学習しました。


が、私個人は理不尽なことを我慢出来ないアマちゃんなので、結果としてその上司から離れたことは正解だったと納得して現在に至っております。


他に【実例その2】もあったりするのですが、その話は機会を改めて。


皆さん、モンスター上司にはくれぐれもご注意を!