※個人的妄想。苦手な方はご遠慮ください。

 

 

 

 

 

二度寝して起きると

世界はほぼ原状に復していた。

 

スタジオ収録に

5人で1台のクルマで向かうのは

珍しいことだけど。

 

智くんは眠っている。

髪型は自前(?合ってるよな?)

長くも青くもない。

今日は寝癖もついていない。

 

音楽を聞いている松本

マンガを読んでいる相葉くん

 

ゲームをしながら ニノが

俺に顛末を解説してくれる。

傾聴しつつ、

タブレットでニュースをチェックする俺。

 

「ちびがバズりを踊った後に

 ガブリエル様が降臨して

 お茶を喫んできましたよ。」

 

はぁ我が家に天使、ねぇ。

道理で百合の香りが・・・

 

ガブリエル様は

俺の天使智くぅんに似てるからな、

お会いしたかったな。

 

「で、俺らの髪を

 元に戻してくださった?」

「のは、ルシフェル様らしいです。」

 

「え?来たの?」

「姿は見せませんでした。」

 

松本にはミカエル様が

憑依してるし

(憑依以上の適切表現見当たらず)、

狭い我が家に

(二人暮らしには充分広いけど)

天使と悪魔が大渋滞、ってか。

 

「元々は

 おじさんが 翔さんのことを

 心配したのが始まりです。

 忙しい、身体大丈夫かな、

 ってガブリエル様に

 言ったみたいです。」

 

智くぅぅぅんハート

俺は大丈夫だよ、

でも、本当にありがとうハート

 

「ガブリエル様の意を汲んで

 ルシフェル様が

 おじさんを異形にした。」

 

異形、って・・・

髪が青かろうがなんだろうが

智くんは素敵だハート

 

「結果、

 どうです?

 仕事が忙しくても

 ここ何日間か

 2人で過ごせたんじゃないですか?」

 

「・・・確かに。」

 

この場合 俺は

悪魔に感謝すべきなのか?

いや、ガブリエル様に、だろ?

 

「『いつもミカエルやウリエルが

  世話になっているから』って

 おっしゃってましたよ。」

ガブリエル様が、ね?

礼には及ばず、ってこと?

 

ん?

「ウリエル様も来てた?」

俺、久しく会ってないぞ、

3人のちび智が

帝王と呼んでいるその天使に。

 

「今朝は来てません。

 けど、しょっちゅう来てるみたいな

 ニュアンスでした。」

 

・・・

 

どういうことだ?

 

「あのぉ・・・

 これ、帝王様から。」

 

俺の鞄に

また ちびが1人

紛れ込んでいるぞ?

反射的に 運転中のマネを確認するよね。

 

「説明書をよく読んで

 ご利用くださぁい」

 

智くんと同じ顔 同じ声の持ち主が

何かの瓶を差し出しながら

期待に満ちた眼差しで

俺を見上げる。

 

そりゃ 手を止めて

説明書を読むことになるわな。

なになに?

 

・・・

 

夜の能力を高めるボディクリーム?

保湿効果にも優れていて

赤ちゃんのような優しい香り、って。

 

保湿と香りはOKだけど、

もう一個の効能は・・・いらなくね?

 

え?

要るの?

え?え?

智くぅぅん、もしかして

誰かにそういうこと相談した?

え?え?え?

 

戸惑って礼も言えない俺の

雰囲気を感じ取ったのか、

ちびは智くんの元へと移動する。

 

智くんは

変わらずすやすや就寝中。

ちびは その腕の辺りに

居場所を確保する。

って、お前も眠るんかいッ!

 

窓の外には 見慣れた風景、

今日の職場ももうすぐだ。

 

なんだか、なんだかなだけど・・・

 

まぁ、でも

髪の長い智くぅんも堪能できたわけだし・・・

 

全て世は事もなし?

今日も一日 ガンバりましょうかね。

 

 

 

 

 

 

劇終(笑)

いつもながら地味(笑)