※個人的妄想。苦手な方はご遠慮ください。
今日の仕事が終わった。
後はニュースをチェックするだけだ。
――これから帰る
――何食べたい?タコ?
送信、と。
ニュースサイトを見ているうちに
返信が来る。
――お疲れ(お魚が跳ねるスタンプ)
――買い物はしてもらった
――気をつけて帰ってきて
買い物はしてもらった?
誰に?まさか ちび3人に?
いや、あり得ない。
俺が 質問文を推敲していると
(ソクバッキーと思われないように、ね)、
智くんから写真が送られてくる。
タコの刺身が並ぶ皿
テーブルの向こうの智くん
今日もとても素敵だよ、智くぅぅん![]()
ほつれ髪まで輝いている![]()
青いロン毛はバンダナで緩く束ねてあって。
拡大しても 瞳の色は識別できない。
ん?こら、ちび共、
智くんにたかるんじゃない!
ん?智くんとちびが3人とも写っている?
誰が撮ったんだ?
――誰か来てるの?
あ、考えずに送ってしまった。
いやきっと大丈夫、
これは普通の疑問文だ自宅に誰かがいるかもしれないんだからこの場合訊いて当然尋ねないほうがおかしいでしょおかしいよね訊くべきだよねねね智くん
待っている時間は長い。
『お客様?』って送る?どうする?
あ、来た!また写真?
・・・松本?!
は?へ?なんで?
「大野さんに聞きたいことがあって
時間あるなら飯でも
と思ったら
『時間はあるけど出ちゃいけないらしい』
って言ってくるからさ。」
今日も男前な松本は
パスタの皿を置きながら言った。
アルデンテにこだわり
俺の帰宅時間に合わせて調理されている。
「召し上がれ。」
「「「「いただきまぁす」」」」
智くんとちび共が
ビールを開ける。
ぷしゅぅ ゴクゴクゴク ぷはぁ
何そのシンクロww
最高じゃん![]()
「しょぉくん、
これ いいタコらしいよ、
食え!
って、おいら切っただけだけど。」
「いただきます!
・・・うめぇ!」
「だろ?」
「美味い?美味いの?」
「タコ?」
「「「・・・!」」」
「つぅぅぅんてするね。」
「「ね(涙目)」」
ちび共が そんなことをしている脇で
松本はサラダを取り分けている。
いや、智くんと俺は
同じ皿でいいんだけれど。
「しょぉくん、
このスパゲティ、美味いぞ?!」
「本当だ、
流石松本!
智くぅん、サラダのドレッシングも
美味い!」
「・・・
うまいッ!」
そう、智くんと食事を一緒にとる、
大切な時間だ。
だが今は
確か他にも大切なことが・・・
「え?俺にLINEすると
ブラック〇アンの公式が回答する?
何それ?」
松本が 俺に
スマホを見せろとジェスチャーしてくる。
ほれ、見ろ。
「本当だ。」
「え?これ、ニノが返事してるの?」
「ニノが演ってる役だけど
これは自動返信機能だよ、
智くん
」
「へぇぇ。」
画面を覗き込む姿は可憐だ。
智くぅん、バンダナ解かないかな?
「智くんを こんな風にしたのは
ルシフェルの悪戯なんでしょ?
ミカエル様に言って
こういうこと止めてもらうよう
伝えてくれないかな、
頼む!」
そうそうそうこれが今日の本題よ!
「伝えるのは
やぶさかではないけれど・・・
戻るかな。」
食事に戻った松本が
器用にフォークを使いながら
俺にそう答えてよこす。
は?戻せよ!
「なんだったら
ミカエル様に戻してもらって!
お願いだから!」
「おいら、
しばらく戻らなくてもいいかも?」
タコを咀嚼しながら
智くんが言った。
「冷蔵はいっぱいになったし、
スイーツは届くし、
なんも困らないもん。」
って あなた!
収録の日は どうするの?!
「スイーツ!」
「届ける!」
「お届けしまぁす!」
「応!よろしく!」
・・・
智くんの髪型見本みたいな
智くんとちび3人は
見ていて癒されるけれども。
智くんの料理も松本のそれも
間違いなく美味いけれども。
やっぱ元に戻らないと!
と、俺は思うんですが!
智くぅぅぅん、危機感持って~~~💦