ライブビューイングをみて
驚いたこと
それは自分が参戦したときに
『いかに周りが見えていなかったか』
と言うこと

あの日
必死に嵐さんを追い続けていた結果
全体像なんかは全く見えておらず
趣向を凝らしてくれていたモニターも
全く見えていなかったことに驚いた

何なら新しいものを見せられてるってくらい
新鮮な映像達が私の目の前にあった
(ただの記憶力の問題かもしれないが) ←それなら残念

アリーナからしか見えない景色
スタンドからしか見えない景色
2階からしか見えない景色

嵐のライブにはそれがあることを改めて知った
『神席』なんか存在しない
全てが『神席』になるように作られている
嵐・松本潤のすごさを目の当たりにした瞬間
相変わらず
どえらい人達を好きになったもんだと思った


そしてもうひとつ驚いたのは
大野くんのダンスだ
自分が参戦した日
凄く引き込まれて
余すとこなく見てきたつもりだった
なのにこの日見た大野くんのダンスは
『あれ?こんなのだった??』
そう思うほど違って見えた
同じ曲?
同じ振り?
極端に言えばそのくらい別物に見えた
何がどう違っていたのだろう?
大野くんの気持ち…なのかな?
(周りのモニターも見えてたからか?)
あの日以上に引き込まれたダンスは
凄くキレイで
凄く…スゴかった ←語彙力限界


この日も嵐さんは
凄く楽しそうだった
私がこのツアーで意外だったのは
潤くんが物凄く大野くんの傍にいることだった
でもこの日
大野くんの涙を見たときに思ったんだ
大野くん以外の4人は
大野くんの涙が出るほどの想いを
傍でずっと支えて来たんだなって
潤くんの支えるって想いの現れだったのかなって


この日の挨拶は
本当に胸が熱くなった
私は翔ちゃんの挨拶から泣かされた
翔ちゃんはいつも通りに挨拶を始めたが
途中から違うことを話し始めた
翔ちゃんが話した言葉は
もう正確には思い出せないけど…

翔ちゃんは
事あるごとに考えてたらしい
もしあの時『嵐じゃない路』を選んでいたら
あの路はどこへ続いていたのかって
時々振り返ってたって
嵐が起動に乗るまでは不安だったって
でも今は『嵐じゃない路』を振り返ることは
全くなくなったって
語気を強めてそう言った
目の前にはまっすぐな路が
それこそ5車線の道路みたいに繋がってて
その路は一方通行だから
引き返すことはできないんだって
そんな話をした後に
WSで流れた
『ついてきてほしい』に繋がる

私はあの強気な翔ちゃんが語った
不安だったことにグッと来て
涙が出た
そして大野くんの涙と一緒に泣いた

潤くんが
終わっちゃうの淋しいってそう言って
でも終わりは始まりだからって
また前を向かせてくれた


そしてアンコール…
あぁ…涙なんか忘れちゃうくらい
楽しいアンコールの曲達
潤くんすごいな
楽しい気持ちで終われるようにしてくれてるんだ
ありがとう
そんなラストだった


会場の鳴り止まない嵐コールの中
映画館のスクリーンは
非情にもブッツリ切れ
さすがに映画館内から
『えーーっ!』という声が漏れてた
でもこればっかりは仕方ない
帰り支度をして映画館を後にした

自分が参戦した日より
何だか胸が一杯だった



今思う
この日ニノちゃんが言ってくれたように
今年の最後の瞬間まで
あなた達がファンでよかったって
言ってもらえるようなファンでいたい
ニノちゃんに誇りに思ってもらえるような
ファンでいたい