日光アイスバックスvs日本製紙クレインズ | michyのブログ

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ダラダラした日常で興味を持ったことを、ぼちぼちと書きなぐります。

既にプレーオフの望みが絶たれこの試合が今季最終戦のバックスと、今季までの廃部が
決まって”日本製紙としては”レギュラーリーグ最終戦のクレインズ。バックスには
木土の2戦はいいところ無く共に4点差で敗れているので、有終の美を見せたいところ。
試合は、パックの支配率こそバックスが持っているような感じだが、パスが繋がらず
シュートも打つけど決まらない今季後半よく見るバックスの試合。そんな中でも
近況出番の少なかったGK小野航平が獅子奮迅の活躍でよく2点に抑えてた感じだった。
「ミラクル日光!」のコールの中、残り2分ごろから始まった6人攻撃が残り24秒で実り
2-2の同点で延長戦へ。だが最後は上野拓紀に決められ敗戦。本当に今季は浮き沈み激しい
シーズンだった。あの8連勝の強さは何処に行ったのかというほど。それだけ新しい
スタイルが研究されているんだろうな。

 

さて、
改めて言うが、これが日本製紙クレインズのレギュラーリーグ最終戦。現状では今後の
ことは何も決まってない。引き受け先の企業というのは今の道東では難しそう。
場内で行われていた署名活動や試合前の映像では「プロチームとしての釧路クレインズ」
存続を謳っていた。残された選択肢ではそれが最良に思える。だが、それはバックスの
通った茨の道で、雪印は1年で頓挫、SEIBUは後継チームすら生まれなかった。
経営陣、体制、運営資金など全く決まってないし、何より、現在のクレインズの選手が
どれだけアイスホッケーを続けるのかすら解らない。報道では、日本人のプロは3名。
(移籍してきた上野拓紀、井上光明は間違いない。) が、それ以外は社員選手。
日本製紙は、現状では期限付き出向を認めるかどうかは明らかではない。海の向こうでは
High1も今季限りでアジアリーグ脱退を発表。来年は一体どうなるのか?

ゲーム後、上野拓紀の挨拶があり、場内を回るクレインズの選手に激励の拍手が送られた。
本当に素晴らしいゲーム後の風景。これがいいニュースに繋がることを望む。



 

 HC栃木日光アイスバックス 2-3 日本製紙クレインズ