九州新幹線長崎ルート FGT導入を見送り | michyのブログ

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ダラダラした日常で興味を持ったことを、ぼちぼちと書きなぐります。

こんな記事があった。

 

<長崎新幹線>FGT導入を見送り ミニ新幹線を軸に検討へ(Yahoo - 毎日新聞)
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180608-00000040-mai-bus_all

 

残念ながら変態毎日新聞しか報じて無いが、

さすがにこれは事実だろう。

(だが、見出しの「ミニ新幹線を軸に検討へ」は記者の願望か事情を知らないか。

理由は後述。)

フリーゲージトレイン(以下FGT)の開発遅れから当初計画の2023年開業が
部分開業が決定している九州新幹線長崎ルート。与党の検討委員会で
正式にFGTの見送りを決めたとの報道。これで、フル規格か、ミニ新幹線かの
選択肢になる。
国交省、JR九州、長崎県はフル規格希望。費用対効果が一番得られ、新大阪への
乗り入れも何の懸念事項も無いだけに当然。だが、建設費を理由に佐賀県が反対している。
一方ミニ新幹線も選択肢としては残るが、これは山形新幹線、秋田新幹線で
採用されている新在直通方式で、在来線の設備を極力利用し、線路幅を新幹線並みの
標準機に広げるもの。だが、元々複線だったうえ迂回路である仙山線があった奥羽本線、
1年半もの長期運休してもほぼ平行に迂回路である北上線があった田沢湖線と比べると、
迂回路も無く、そもそも本数が3倍以上の長崎本線、佐世保線をどうやって工事するんだ
という懸念が残る。佐賀県知事の立場からすれば、佐賀にとっては大差ないから
反対する立場はわからないでも無いが、長崎県にとっては大きな違い。
なんとかフル規格での着工が早く決まらないものか・・・。