K-DOJO、今年は3回ある後楽園大会の一つが10/15のビッグショー。
メインは、タンク永井vs滝澤大志という真霜拳號が怪我で欠場中の現在の
団体トップ対決を持ってきた。
試合はヘビー級同士の肉弾戦。滝澤の試合だとお馴染みの場外にもつれ込んでの
チョップ合戦もあり。間近で肉の響き渡る音を聞くのは現地観戦ならでは。
両者相譲らない試合だったが、最後は滝澤が高飛車でピン。
実に4年4ヶ月ぶりの戴冠だが、試合後のマイクでは過去の不祥事にも触れた。
いろんな人への感謝の言葉が述べられたが、確かに普通なら解雇されて終わり、
一般人としてならともかく、プロレスラーとしてはほぼ人生を絶たれたようなものだった。
或いは、マスクマンとしてインディ団体をひっそり廻るか。
(酷く重い犯罪では無いが、イメージが悪すぎる。)
被害者との示談があったにしろ、WWEの(トップには上がれなかったが)2軍まで行った人間が、
1年以上の謹慎と下積み仕事からやり直し、そこから逃げずにちゃんと復帰し、
ようやくチャンピオンへの返り咲き。溢れる想いが涙声にさせたのも仕方が無い。
その素直な感情の吐露に、「チャンピオンなら泣くな」「前を向け」との声もあったが
概ね会場は好意の反応だった。
次の挑戦者は、滝澤が梶トマトを指名。普段タッグ組んでいる同士、そして
全くタイプの違うもの同士でどんな試合になるのか非常に楽しみ。