夏の四国旅行(1/9) 中国バス DREAM SLEEPER 東京広島号 | michyのブログ

michyのブログ

ダラダラした日常で興味を持ったことを、ぼちぼちと書きなぐります。

津島ノ宮駅の8月5日の営業時間帯は午前中。最初はサンライズ瀬戸での
四国入りを考えたが、発売日の夕方に確認したところ夏休みということでか全席売り切れ。
そこで、以前から乗ってみたかったDREAM SLEEPER 東京広島号を試してみることにした。


大崎駅西口BTに着く。新らしめのコンパクトなバスターミナル。
綺麗ではあるが待合室や売店は無い。まさかここから日本一豪華なバスが
発着しているとは知らない人は気づくまい。


やってきたDREAM SLEEPER。
乗車時にビニル袋を渡される。土足は2段目まで、靴を脱いで車内に上がる。

座席はこんな感じ。全席個室。
豊富なアメニティグッズに、100VコンセントとUSB、Wi-Fi。ライトも複数、
テーブルも十分大きい。車内中央にトイレがあるほか、最後部にパウダールームまである。
(なるほど歯ブラシもグッズに入っている) このあたりのサービスは十二分。

問題のシート。
表面もウレタンクッションも材質が良く座り心地は上々。

そして、売り物であるリクライニングを試してみると・・・
ん?思いのほかリクライニングは傾かない。
チルトを傾けるのが前提なのかと思い傾けると、なんかお腹が苦しい。
1時間前に食事を取ったとはいえそこまで満腹でないし、
腹は少し出てはいるが、今まで乗りもので腹がつっかえたことは無い。
色々座席の角度と体勢を試してみて、変に寝っころがろうとせず
ピンと背筋を伸ばして尻は深く収めたほうがおいらにとってはちょうどよかった。

改めて公式サイトの図と比べてみると、フットレストはここまで上がらなかったので
最善席という座席の位置の都合もあったのかもしれない。

運転士交代の休憩場所は4箇所だが、最初の海老名SA以外は客の下車禁止。
これは、車内にトイレがある以上、個人的には苦にならない。
走行中、音は静かで快適。振動はバスである以上は仕方ないが、許容範囲。
ただ、熟睡は出来なかったので、SAの休憩時の減速・停車のたびには目が覚めた。

最後の休憩場所(たぶん龍野西SA)で5時代後半だったのでほぼ順調だと思っていたが、
福山駅到着時には12、3分ほど延着。


元々寝起きが悪いが、普段よりも長い8時間以上は寝ているので、まぁそれなりの覚醒。
乗車すぐのときに体勢に苦労し寝返りも打てない割には、それほど体はきつくない。
降りて仕事は嫌だが、他の夜行バスと違って車の運転はできなくは無さそう。
ただねえ・・・よりによって日本で唯一残った夜行列車のサンライズ出雲・瀬戸と
競合する区間。細かい振動が無く、体を横たわらせる列車のほうがやはりいい。
DREAM SLEEPERは中国バスの広島東京号のほか、親会社の両備バスが大阪東京号もあるが、
じゃあもう1回選ぶかと問われると、

他の夜行バス(両備、中国の他便含む)の2倍の運賃で新幹線より高いので

う~んと考えざるを得ない。
両備HDの公共交通への取り組み自体は非常に好感を持っているのだが・・・。