参議院の話 | michyのブログ

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ダラダラした日常で興味を持ったことを、ぼちぼちと書きなぐります。

予定外の在宅中、せっかくだからずっと思っている選挙の話題。

今回の参議院選挙では、初めて県を跨る合区が出来た。
鳥取・島根と徳島・高知。
どちらも東西にずいぶんと長い。そのためこんな記事が。

怒る有権者、戸惑う候補=「合区」2県に深い溝―注目区を行く【16参院選】(Yahoo - 時事通信)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160625-00000047-jij-pol

まぁ、そりゃあそうだな。
だが一方で・・・

一票の格差、3.08倍 埼玉選挙区と福井選挙区との間(Yahoo - 朝日新聞デジタル)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160622-00000056-asahi-pol

これでまた、選挙後に「一票の格差が大きいので選挙無効」なんて提訴する
アホな弁護士集団が出てくるわけだ。
ある意味風物詩だが、弁護士なら他にやることが無いのかと訝しんでしまう。

参議院は、現在の定数は242で在職6年の3年おきに半数改選。
ということは、改選数は121。
議員も一般人も、大体みんな口をそろえて
「国会議員の削減」と「一票の格差是正」を口にする。
だが、それを現在の制度で無理に行おうとすると、当然合区となるところが出てくるし、
一方で東京選挙区みたいに定数6なんていうあほな選挙区も存在する。
(じゃなけりゃあ、山本太郎みたいなあんなアホ当選しないって。
あと、今回改選議員なんで名は伏せるが、落としたい奴がいてもなんだかんだで通りそうだし。
「7位じゃ駄目なんですか」って言ってみたいけどな。)

例えば
 案1 中選挙区制&比例代表制への変更。
 案2 合区を避け1県1人以上は確保するものの、人口の少ない区は総数で1とする。
   つまり、3年おきに改選されるときと改選されないときが出てくる。
   (例として、2019年は鳥取1島根0で2022年は鳥取0島根1、など)
 案3 半数改選をやめる。
など。もっとも、このくらい制度変えても、現状の都市部への人口流入が止まらなければ、
一票の重みの3倍の差なんてすぐに超えてしまいそうではあるのだが。