利根川水系のダムで貯水量低下 | michyのブログ

michyのブログ

ダラダラした日常で興味を持ったことを、ぼちぼちと書きなぐります。

心配ですなあ。

首都圏の渇水警戒=貯水量低下で連絡室―国交省(Yahoo 時事通信)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160607-00000111-jij-pol

ふと思い出したこと。

おいらのふるさと佐世保市は水不足が多い。
元々長崎県は平地も少ないが山も低く深い谷が無い。
ゆえに、大きな川も無く、大きなダムも作りにくく、水不足になりやすい。
長崎市の場合は旧外海町の雪浦ダムや神浦ダムから延々導水していることと
坂が多すぎて下手に断水すると復旧できないことから水不足になっても
減圧給水しか行っていないが、佐世保市の場合は減圧給水は数年に一度、
10年に1度は断水での給水制限やっている感じで、
200日以上も1日に5時間しか水が出ないということが1994年 に生じている。
ソース見つけきれなかったが記憶では2004年も断水した筈。
もっとも、両方ともすでに家を出た後で、自分が記憶しているのは
1978年の断水だけだが。
1994年のとき、実家では夏の暑い時期でも、ポリバケツに貯めた水をやかんで沸かして
行水でしのいだらしい。まともに風呂も入れなかったわけだ。
さすがに年末年始の1週間は断水は行われなかったが、
3月に実際に解除されるまでは、梅雨までこのまんまというのを覚悟したらしい。

はっきり言って、よくネタになるうどん県以上に水が不足している25万都市 なのだ。
(だから、ここ の主張には同情はするがまったく同意は出来ない。)

加えて、10年住んだ北九州市も親戚が住んでいた福岡市も水不足になりやすく、
たとえば風呂に入ってもシャワー出しっぱなしにしないなどは結構口酸っぱく言われた。
福岡ドームやアクロス福岡などではトイレで雨水使っているぐらい。

それが、転職して関東に来て独身寮入ったら、みんな平気でシャワー出しっぱなしにする。
あれは結構カルチャーショックだった。
よく日本では水と安全はタダと言うが、
水がタダなんて思ってない地域も日本にはまだまだある。

まぁ、利根川水系だったら減圧給水までで、地名を決めた断水にはならないのだろうなと思うが、
ちょっとだけ、ほんのちょっとだけ、
首都圏で断水したらパニックになるだろうなと悪魔的な考えも思い浮かんだり。
うん、田舎者のやっかみだけど。