松浦鉄道 (2/2) | michyのブログ

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ダラダラした日常で興味を持ったことを、ぼちぼちと書きなぐります。

たびら平戸口駅。

「日本最西端の駅」を標榜しているが、沖縄都市モノレール開業以降は
実は過去の話になっている。まぁ”普通鉄道に限って”と言えば間違いではない。
ここは旧田平町の中心地。昔から、田平町と言うより平戸口の方が通りがよい。
かつては平戸口から平戸までフェリーがあった。平戸大橋完成後はやや地位は低下したものの、
平戸の入口には変わりない。
平戸市に編入されても平戸口というのはちょっと変な感じだが、まぁ、それはそれ。

すえたちばな駅にて江迎湾を望む。
江迎町が佐世保市に編入されたので、もうこのあたりから佐世保市。
なんか変な感じ。
北松(旧北松浦郡)地区で大学進学を狙う学生は佐世保市内の高校に通う場合が多く、
高校の同級生でも、このあたりから1時間以上かけてバス通学していた友人がいた。

近くのバス停は漢字で末橘。いのつき駅の猪調は確かに難読だが、
こちらはそのまま漢字でもいいのに。


江迎鹿町駅の手前では、江迎川を急カーブ&急勾配で下りる。

あいにくこんな写真しか撮れなかったのが残念。
ここは下の国道から見上げた様子がなかなかの構図。
松本零士は、小倉駅東側の渡り線を見て銀河鉄道999の出発イメージを思い浮かんだらしいが、
その小倉よりもこちらの下り列車(江迎鹿町からたびら平戸口方面)がさらに空に駆け上がる感じ。
今の松浦鉄道のこの区間では1両編成か多くても2両編成だが、
かつての石炭輸送列車の長い編成がここを駆け上がるさまの写真を見たことがあるが、
それはもう見事というしかなかった。

相浦駅。
黒島、高島へのフェリーが出る港。
昔は相浦桟橋から平戸島南部の津吉までのフェリーもあったが
今は小型の高速船のみみたいだ。
幼い時、ここから少し車で走った人のあんまり来ない海岸に
父親に海水浴によく連れて行ってもらった。


有田から、そのまま特急に乗っていれば40分で着くところ、
3時間以上かけたぶらり旅。
佐世保駅までは行かずに、数駅手前の最寄り駅(とは言え徒歩30分)で降りて
歩いて実家へ帰った。