昭和元禄落語心中 | michyのブログ

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ダラダラした日常で興味を持ったことを、ぼちぼちと書きなぐります。

文化庁と講談社のマンガ賞を取ったというのに
昨秋に、蒼穹のファフナー枠でスポットCMがあるまで不覚にもその存在を知らなかった。
そういえば、まとめサイトにお勧めのバナーが出てたなと後で気づいたぐらい。

結局原作未読のままアニメを見始めたのだが、
凄いな、これは。惹きこまれる。

第1回は昭和50年代、第2回以降はしばらく師匠の過去編で戦後が舞台の落語の話。
ノスタルジーを感じさせる物語は多いし、話自体も良くできているのだが、
それより何より引き込まれるのは、声優の演技の凄さ。
関智一、石田彰、山寺宏一、林原めぐみと、既にベテランの域の実力派が演じているのだから
凄いのは当たり前かもしれない。
だが、関智一の演じた「落語の芸はまだまだ下手なのに面白くて沸かせる」演技や
石田彰の現在の老練な大御所の声と若手時代の独特な透明感のある美青年の声の対比、
山寺宏一の破天荒な天才落語家っぷり、これらの演技がとんでもない。
と、ちょっとgoogleってみたら、前述の3人は落語研や落語ファンで
さらに石田の養女役の小林ゆうも落語CD出しているのか。
林原めぐみは落語知らないらしく自分がここにいてもいいのかと思ったらしいが、
艶っぽい芸者役に加え、椎名林檎の曲をエンディングでしっとりと歌っていてこれがまたいい。

なんだかんだでアニメのDISCって買ったことないのだが、
これは買おうと心に決めた作品。

昭和元禄落語心中(作者公式)
http://itan.jp/rakugoshinjyu/

昭和元禄落語心中(アニメ公式)
http://rakugo-shinju-anime.jp/
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で、一つ迷っているのが原作をいつ読むか。
ネタバレ避けてアニメを見終わった後で読むか、
声の演技との対比を楽しむために先に読むか。
悩ましい。
昭和元禄落語心中(1) (KCx)/講談社
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