九州同士のトップリーグ入替戦 | michyのブログ

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ダラダラした日常で興味を持ったことを、ぼちぼちと書きなぐります。

レベルファイブスタジアムの2試合目。
サニックス勝利の余韻に浸りながら少し軽い気持ちで見ていたのだが、
こちらのほうが大熱戦だった。
コカ・コーラと九州電力。ともに福岡市東区香椎を本拠地にする両チーム。
戦前の予想はコーラ有利。数年前ならともかく、大震災後の経営悪化から
外国人選手を全て切った九電は、どうしても1枚落ちる。
サニックスに戦力温存されて2連敗はともかくとしても、
トップチャレンジ1で三菱重工相模原に敗れた段階で、今季は可能性が低いと思っていた。

それがどうだ。
九州を引っ張ってきた歴史のあるチームの伝統か、
それとも練習試合も含めるとよく対戦している勝手知ったコカ・コーラ相手だからか、
九州電力の意地の底力が凄かった。

前半から九電のディフェンスがよく、コーラの得点を1T1Gで食い止め前半終わって0-7。
そこから点を取り合って、58分経過で14-14の同点。
ここからがまさに両チームの死闘だった。
疲れが見え始めて足が止まったり、
焦りからか味方同士がぶつかって倒れたり、
スローフォワードやノッコンといったミスが目立ったりと
必ずしもトップクラスの技術の試合とは言いがたかった。
が、それこそ意地と執念が表れた結果。見ているほうとしてはぐいぐいと引き込まれた。

結果、14-14の引き分け。
規定で、上位であるトップリーグチームのコカ・コーラ残留、九州電力は昇格ならず。
敗者はいない。が、明暗は分かれた。

 コカ・コーラ レッドスパークス 14ー14 九州電力キューデンヴォルティクス