宗像サニックスブルース、トップリーグ復帰! | michyのブログ

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ダラダラした日常で興味を持ったことを、ぼちぼちと書きなぐります。

昨年、3度目の降格を味わったサニックス。
今季は、トップキュウシュウからトップチャレンジまで公式戦全勝で、
試合によってはかなり大胆に選手を入れ替えたりポジションチェンジをしたりと、
下のレベルでは格の違いを見せていた。
自動昇格の無い今年、これで入替戦に負けたら1年の全てが無駄になってしまう・・・
そんなプレッシャーのかかる大一番。
相手は5年間で4度目の入替戦、しかし全て残留のNTTドコモ。
今季神戸製鋼にも勝っている強敵だ。

試合開始からしばらくはずっとサニックスペース。
これが博多の地の利か。
しかし、なかなか点が取れない。じれったいぐらいに点が入らない。
前半最後にPG決まってなんとか10-7の3点差、
後半もなかなかトライ取れないながらもPGを重ねて少しずつリードを広げ、
74分で9点差としたところでやっとセーフティリードかと思ったものの
ドコモの最後の逆襲で79分にトライで4点差。
そこからの最後のワンプレーに賭けたドコモの猛攻をなんとか凌いでの勝利。
博多の森に神湊の大漁旗が舞った。

現ドコモコーチの箕内拓郎をして
「入替戦は日本代表の試合よりも緊張する」
というだけの、見ているほうが胃が痛くなる試合。
復帰したいサニックスの想いと、降格したくないドコモの意地、
双方がぶつかった激しくていいゲームだった。

 NTTドコモレッドハリケーンズ 15ー19 宗像サニックスブルース

久しぶりにサニックスの試合を見て思ったのは、
スタイルがいい意味で普通のチームに近くなっていること。
ボールを自由に回して運動量で勝負し、だけどもFWの圧力が弱い(その代わりにFWも走る)というのが
以前のイメージだった。
今日の試合は、やはり自由なボール回しはあったものの、
スクラムもラックも負けていない印象。ラインアウトは数字以上にまずかったが・・・。
だけども、本当に全員ラグビーで勝利を掴み取った印象。
濱里耕平と屋宜ベンジャミンレイは、本当にいい選手になったなあ。