あんまり体調が良くないので昼まで寝ているつもりだった。
つもりだった・・・のだが、早朝に起きてしまった。
昨日はベンザリンを飲んでなかったせいか2度寝もできずに30分過ぎる。
空は梅雨とは思えないほど快晴。
ならば出かけるしかあるまい。
関東近辺のダムカードで土日収集できるところはあらかた廻ったことと
帰路にNACK5のライオンズ中継聞けることから、
奥只見ダムにドライブ行くことにする。
奥只見ダムは、もう10年前に栃木県に住んで最初の土日に訪れたところ。
そのときは桧枝岐から国道352号線を延々走って、その後小出に抜けた。
今回は普通に小出側から往復ルート。
魚沼市湯之谷の国道352号線と奥只見シルバーラインとの分岐。
直進する道が国道352号線枝折峠だが、狭隘路でカーブが続く酷道で、
かつては午前と午後で一方通行という変則路だった。
この日はサイクリング大会があったらしく、通行止め。
奥只見シルバーラインを行く。奥只見ダム建設時に通された道で
正確には新潟県道50号小出奥只見線。元は有料道路だったらしい。
19本のトンネルとスノーシェッドが続く道。素掘りの区間もあれば
トンネルなのにカーブも多いし、途中分岐もある。
現在なら、シールドマシンで真っ直ぐ長大トンネルを掘るところだが、
なんせ奥只見ダムの完成が1960年だけに1950年代の道。
多大なる苦労があったろうが、そこまでしても奥只見ダム建設のために
通す必要があったのだろう。
長いトンネルをを抜け、奥只見ダム到着。
山間にそびえる日本有数の巨大ダム。
豪雪地帯で水量豊富、発電のためにも下流治水のためにもダムは必要とはいえ
よくもまあこんな山奥に巨大な施設をと感心せざるを得ない。
奥只見ダムによってできた銀山湖。故開高健はここをこよなく愛したと言う。
湖の遊覧船もあるのだが、今回は乗らず。
只見川を下れば約30kmで田子倉ダムや只見町に行くのだが、
それに沿う道はない。
奥只見電力館前にあったかつて使用された発電用水車の実物。
天気も良かったし、日曜じゃなければもっとゆっくりしたかったな。