長瀞のアクセスに関して その1 秩父鉄道 | michyのブログ

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ダラダラした日常で興味を持ったことを、ぼちぼちと書きなぐります。

評判を上げて落とすわけではないが、交通アクセスで気になった点があった。

まず1つ目は秩父鉄道長瀞駅にて。
この写真は、長瀞に西武線からの快速急行が到着して10分以上経った状態。
おいら自身は快速急行を途中で降りて1本次の列車で長瀞駅に着いたのだが、
それでもこの状態。



理由は、秩父鉄道がPASMO、SUICA等のICカードに対応してないこと。

 ICカードをご利用のお客様へ(秩父鉄道)
 http://www.chichibu-railway.co.jp/information/sfcard.html

これが、西武線西武秩父~秩父鉄道御花畑で乗り換えたとき、
または寄居でJRまたは東武線から乗り換えたときは、
秩父鉄道はICカード使えない旨の案内があるのできっぷを買う。
ところが、休日に2本の西武線から直通の快速急行だと秩父鉄道の駅を
利用しないで長瀞に着くので、事前に知らない人はうっかりICカードで
乗ってしまってこういう事態が起きてしまう。
現状において、交通系ICカードはかなり普及して、かつかなりの会社の鉄道&バスで
利用できる。これは画期的でかつ大成功なのだが、普段の利便性に慣れたために
思わぬ落とし穴があったというわけだ。
まだきっぷの乗り越し精算は臨時改札で対応可能で、事実こちらの方はかなり捌けていた。


普段の秩父鉄道の状況を考えると、ICカードの導入というのは(視野には入れているだろうが)
最優先事項ではない。
一番問題が起こりやすいのは、観光客が乗りやすい西武線直通の休日の快速急行。
(平日の乗り入れ便は定期客が主と思われるので、問題はなさそう。)
季節によって見所があるとはいえ、それでも年の休日の半分としても25日、
その日の2本の快速急行のための設備投資というのは、ちょっと無理がある。

可能ならば、快速急行の車内でもう1人車掌が乗って、携帯式カードリーダーで
カード精算しながら車内補充券を売って廻れればいいのだが・・・。




もう一つの解決案。
西武鉄道も秩父鉄道もフリーきっぷの類は売っている。
が、双方とも自社線内のみのフリーきっぷ。これが、西武線内でも秩父鉄道有効の
フリーきっぷを売り出して、こちらをアピールすると言う手もある。
ただ、資本関係の無い両社なんで、こちらも簡単ではないか・・・。

秩父漫遊きっぷ(西武鉄道)
http://www.seibu-group.co.jp/railways/railway/ticket-info/otoku/chichibu-manyu-kippu.html

おトクなきっぷ(秩父鉄道)
http://www.chichibu-railway.co.jp/information/couponpass.html