アクアライン高速バス | michyのブログ

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ダラダラした日常で興味を持ったことを、ぼちぼちと書きなぐります。

金谷港からは浜金谷駅まで徒歩6~7分。近くはあるが、内房線は1時間に約1本。
バスはというと、上総湊駅方面が3往復、鴨川方面が4往復と「無いよりは有るだけマシ」状態。バスのアクセスもしっかりしている久里浜港と比べるとなんとも心もとない。

浜金谷から特急新宿さざなみで木更津へ。このまま乗っていれば18時過ぎには新宿に着くのだが、敢えてアクアラインバスの現状を見たくて木更津で下車。


1997年、おいらが房総半島の長期出張から北九州に戻る1ヶ月前にアクアラインが開通した。
開通と同時に木更津から川崎、横浜、羽田空港間と五井~横浜間の高速バスが開設。確かこのときは内房側から東京駅直行は無く、館山~東京、鴨川~東京があったぐらい。
それが1年も経たないうちに君津~東京間が運行開始し、次に1ヶ月房総に住んだ際には当時の会社裏に東京行きのバス停が出来て驚いた覚えがある。のちにどんどんと増え、現在では東京駅、品川駅、新宿、川崎、横浜、羽田空港から、木更津、君津、五井、鴨川、館山といった各地へ高速バスが結んでいる。開通時から結構思い切った本数での設定だったと思うが、正確には調べていないが2倍以上の本数に増えているので、近年まれに見る高速バスの成功例だろう。
その影響で内房線の特急さざなみの減便とマリンエキスプレスの川崎~木更津航路が廃止となっている。(もっとも、さざなみは千葉動労の悪影響もあるし、マリンエキスプレスは高速バスというよりはアクアラインそのものに車両が移ったせいだが。)

おいらの乗った川崎行きは乗客5人ほど。その10分前に出た品川駅行きのほうは10人以上の乗客、東口に
来る前に覗いた西口の東京駅行きはもっと乗っていた。


袖ヶ浦バスターミナル。
アクアライン開通時に設けられたパーク&ライド用のターミナル。そのため国道上にありながら周囲に商業設備が少ない。これでもまだマシで出来た当初は皆無だった。(コンビニの1軒はあったかな?)
近年、周囲の路線バスも乗り入れるようになり、マイカー客以外も視野に入れた感じ。(遅い気もするが。) 近くの木更津金田BTとのすみわけは、袖ヶ浦BTが小湊鐵道路線、木更津金田BTが日東交通中心路線で
分けられている模様。

休日夕方のアクアラインは混雑する。完成前後は、もっぱら房総半島からの利用が想定されていたアクアラインだが予想以上に東京・神奈川からのレジャー利用が多そうだ。

川崎~木更津線は海ほたる経由便。ただし、この日の乗降客は皆無。晴天ならば夕焼けを見るために降りてもよかったが。


そのまま川崎駅に行ってもよかったが、途中の浮島BTでいったん下車。かつてのマリンエキスプレス航路廃止の名残でここにバス停がある。せっかく降りたものの日もどっぷりと暮れており、そのまま臨港バスの川崎駅行きに乗る。

後から考えたら、乗ったことのある袖ヶ浦IC経由のバスじゃなくて君津駅から君津IC経由のバスに乗ればよかったと思った。木更津羽鳥野BSも、以前房総半島に居たときには無かったし。ま、いずれいすみ鉄道に乗りに行きたいので、その際の楽しみに取っておこう。今回は行き当たりばったりの旅だったしね。