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田舎のポルシェ屋

田舎のポルシェ販売員ブログ

すみません(・Θ・;)


またサボっていましたダウン


ブログをマメに更新している方々の偉大さが大変良くわかってきましたあせる


自分もしっかりしないとビックリマーク


それでは今回のお題は993ターボです。

ボクの好きなポルシェの1台です。


田舎のポルシェ屋

1995年に発表され、ポルシェ市販車初の4WD+3.6Lツインターボ(408馬力)を組み合わせた当時最強のモデルです。

標準装着のホイールは中空構造になっていたりと、色々な技術が投入されておりました。


過去に964の3.3ターボ(320馬力)リミテッド(355馬力)や3.6ターボ(360馬力)フラットノーズ(385馬力)、前回のルーフBR2等はすでに体験済でしたが、今でこそ500馬力オーバーは当たり前となっても当時の400馬力オーバーというデータには心を動かされました。



田舎のポルシェ屋 合格ワイドなリアフェンダーに固定式のターボウイング


田舎のポルシェ屋 合格エンジンを覆う程大きなインタークーラー


そして、その時がやってまいりました。

当時正規インポーターだったM自動車が輸入した、まだホモロゲがおりる前の最初の一台。


全国のディーラを行脚しやっとうちの展示会の順番が回ってきたのです。


もう時効でしょうし、当時を知る関係者の方々も少ないと思いますのでぶっちゃけちゃいます爆弾


M自動車からは絶対に乗ってはいかんとお達しが出ておりました。

冗談じゃありません、こんなチャンス逃す訳がないですにひひ


用意しておいた仮ナンバーを装着し、㊙メーター殺しをし、ナビシートには購入期待値の高いユーザー様を乗せていざ試乗開始ですDASH!


まず走らせて驚いたのは、その乗りやすさと快適性です。すべての動きがスムーズで静粛性も高く、いわゆる高級セダン等と比較しても遜色無い乗り心地と完成度でした。


アクセルを踏み込み加速させると、過去のポルシェのターボモデルとはまったく違います。

944の2.5Lターボは仕方が無いとしても、964の3.6Lターボですら低速トルクに乏しく、4千回転以下では非常にかったるいイメージで、ブーストがかかってからも意外とパワーバンドが狭く本当の意味でのドッカンターボというのが印象でしたが、アクチュエーター式のツインターボを得て明らかに進化しておりました。

どこから踏んでもターボが効き瞬時に加速します。

そしてNAモデルの様にどこまでも伸びていく感じです。

メチャ速いです。

それでいて4WDのせいもあり、フロントの接地感も充分あって怖さがありません。

サーボの強さがやや気になりますがもちろんブレーキの効きも最高です。

ただナビシートのお客様は絶句しておりますが!?


高速道路での試乗でないのが残念でしたが、この993ターボより私が速いと思える車に出会えるのは2007年の997ターボまで待つことになりました。


追伸

カレラさん、ロケットボールズさん、フォローありがとうございます。

この場を借りてお礼申し上げますm(_ _ )m