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田舎のポルシェ屋

田舎のポルシェ販売員ブログ

皆様、こんにちは晴れ


暑いのか涼しいのかハッキリしない毎日ですね・・・


私は体調を崩しております注意


日々の心がけが大事だと思います得意げ



さて今回は、現在は本機能を移転してしまいましたが当時つくば市谷田部にありました、日本自動車研究所(通称谷田部のテストコース)のお話をさせていただきます。


私の谷田部初体験は1992年秋でした。


当時MIZWA自動車がポルシェのインポーターで、モデルイヤーが変わる時期にジャーナリストや全国のPディーラーセールスマンを谷田部に集め、ポルシェのほぼフルラインアップを取り揃えて、スキッドパッドやスラローム、ブレーキングテスト、そして谷田部のバンクを全開で走らせてくれるという今では考えられない体験をさせてくれたのです。


スキッドパッドでは、定常円旋回でC2とC4それぞれのアクセルON、OFF時のアンダーステアからオーバーステアへの変化を体感するのが目的ですが、みんな、インストラクターの様にドリフトアングルを如何に維持するかが目的になってしまい、当然スピンばかりで講義にならず、インストラクターもあきれていました。


スラロームも同じです。

タイムなど計測していないのに、他のセールスより速くかっこよく走りたい奴ばかりで、パイロンを跳ね飛ばしまくりです。


ブレーキングテストは、誰もがさすがポルシェと感心するところです。

120kmくらいからのフルブレーキングを試すのですが、ブレンボ製のブレーキのストッピングパワーはもちろん、既に964当時のポルシェのABS制御は素晴らしく、両手をハンドルから手を離した状態でも真っ直ぐに止まります。数台のポルシェを20人くらいで続けざまにテストしますがフェードの兆候すらありませんでした。

こんな素晴らしいブレーキシステムがあるので???kmで走っても怖くないのです!?


そしてメインイベントですラブラブ!


高速周回路、ポルシェで谷田部を全開走行いたしますDASH!

インストラクターから一通りの注意を受けます。

事故の無いように安全に注意し、2周でピットインするという事だけは頭に入りました。


まず1回目です。

過去に??0km以上のスピードは経験済ですが一体最大斜度30度のバンクとはどんななのでしょう叫び


ピットを出て一周5kmの周回路へコースインします。

スルスルと走りだし5速までシフトアップし180kmくらいで初バンクに飛び込みますビックリマーク

キョエーあせる

まさに壁だ。

初めて乗るジェットコースターの様な気分ですジェットコースター

ウォ~死

思わず叫んでいましたふぅ~

助手席側のウィンドウを見るとガードレールが自分よりも高い位置で平行して流れていきます。

まさに手に汗握っています。

心臓バックンバックン爆弾


裏のストレートでちょっと一息黄色い花

220kmくらいで流し再度バンクへビックリマーク

手前でちょっとアクセルを戻してしまいますショック!

やっぱ怖ェ~

ピット前ストレートを通過し、淡々ともう一周を消化しました。


ピットに戻ると、みなさん盛り上がっています。

240とか250でバンクに進入したとか、ストレートで260超えたとか・・・


目標ができましたアップ


再び順番がやってまいりました。


同じようにスタートしましたが、最初から220kmくらいでバンクに入ります。

心は熱く、頭はクールにかお

裏のストレートでは250kmを超え、そのままの速度で逝きますパー

ウォオオォーというような、マンガの叫び声を上げ恐怖と縦Gに耐えます。

なんか気持ちいいですぺこ


ストレートの最高速もデジタル表示で267kmを確認しましたうえ


そして無事日程を終え、ポルシェセールスマンの喜びをひしひしと感じるのでありました。



すみません、読みづらい文章になってしまいました。

今回は良い画像が無く、イメージしづらいかもしれません。

昔のカーグラやOPT誌など探してみて下さい汗


それではまた~