本日は
【日本むか〜しばなし謎のオムニバス3短編】
お送りします。\(◎o◎)/
(※本日のお話は完全なフィクションです。悪しからず。)
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第2話【したきり息子】
むか〜し昔。あるところに、おじ〜さんとおば〜さんとお坊っちゃんがおりました。

おじ〜さんはお坊っちゃんに算術の宿題の紙を渡し、町へ働きに出かけました。

その夜、おじ〜さんが町から家に戻ると、お坊っちゃんは土間で遊んでいました。

「むう、坊やは宿題は終わったのかのう。」
おじ〜さんが、お坊っちゃんに尋ねると

「終わったぞよ。文句なかろう。」
と答えます。

宿題の正答率が気になったおじ〜さんが宿題の紙を確認したところ、頼んでいた丸付けが済んでいません。

お坊っちゃんは開き直ります。
「面倒くさいのじゃ。父上がやれ。」

おじ〜さんはつぶやきました。
「このしたきり息子め。」

(終)

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第3話【もの太郎】
むか〜し昔。あるところに、おじ〜さんとおば〜さんとお坊っちゃんがおりました。

おじ〜さんはその日もおば〜さんが面倒くさがったお坊っちゃんの寺子屋のお迎えに町へと出かけました。

夕暮れ、寺子屋の前に着いて、しばらくたったときのこと。童子達ががわらわらと寺子屋から出てきました。

「お父上。帰るぞよ。」

お坊っちゃんも勢いよく飛び出してきました。

小腹が空いたおじ〜さんとお坊っちゃんは帰りに茶屋に立ちよりました。

おじ〜さんは団子を頬ぼらせたお坊っちゃんにいいました。
「来月の儒学のテストは頑張るのじゃよ。お主自身のためになることじゃ。将来お城に士官するのに必ず役立つからの。」

お坊っちゃんは言いました。
「好きなおもちゃを買ってくれるなら頑張ってもよいぞ。」

おじ〜さんはつぶやきました。
「このもの太郎め。」

(終)

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最終話【こぶとりおじ〜さん】
むか〜し昔。あるところに、おじ〜さんとおば〜さんとお坊っちゃんがおりました。

ある日。おば〜さんはおつかいを忘れたおじ〜さんにいいました。

「このこぶとりおじ〜さんめ。」
(終)
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m(_ _)m
続きます。

本日の家庭学習(中学受験)
公文算数D5枚
塾テキストの復習80分