新聞奨学生の配属先による違いで地獄w | 新聞少女物語

新聞少女物語

淡路島から歌手を目指して上京して、1996年3月~1998年3月まで、新聞社から学費を借りて、在学中住み込みで新聞配達や集金をする、新聞奨学生をいう制度で専門学校に通う苦学生をやってました。そのころの過酷でなんともおもろい経験をネタに綴っていこうと思います

新聞奨学生に申し込むと、

配属先の販売店は奨学会の方で決められるので

 

こちらで場所や条件を選ぶことはできません

 

配属先によって労働内容、環境が変わります

 

なぎがやってたのは20年前なので

労働環境や条件は改善されてるところも

あるのかもですが

 

とりあえず当時自分が経験したことを

書いていきます

 

学生が多くて寮が完備されてるような

ところであれば、仲間も多く、女子は食事の配膳

のみで配達業務なしってこともあるそうです。

 

また、そうゆうところだと所長やスタッフも

親元を離れて2足のわらじで学業に励む

学生の気持ちに寄り添ってくれることも

あるのではないかと思います

 

あとは、チラシの折り込み機械の有無でも

作業量・時間も変わります

 

なぎが配属されたところは

 

そうゆうところではなく

 

個人経営の小さい販売所で

 

学生は自分と秋田から来た男の子

三沢くん(仮)の2人

 

あとはホントに。。。

なんてゆうか。。。

 

場外馬券場にたむろってそうな

身元のよくわからんようなおっさん3~4人

 

定期的に集金の金持ち逃げして

行方不明になるおっさんがいてましたww

 

見つけたら報告するように言われてたなw

 

あと、パチンコ当てたからとかで

なぎに趣味の悪いバッグを得意げに

くれるおっさんとかw

 

所長と奥さんは東北の田舎の人で

考え方も閉鎖的というか

 

今思うと

 

自分も決してキチンと躾けられて

育ってきた感じでもなかったし

 

あちらにとっては

他所の娘さんを預かってるって責任も

あってのことやと思うけど

 

唯一の同世代の三沢くんと新聞待ってる間に

世間話程度の立ち話してるだけで

 

いちゃいちゃするんじゃない!!とか

 

あんたとこは親にこうゆうこと教えてもらってないんだなとか

 

おっ○い大きいからなとか

 

陰険なこと言われたり

 

休みの日は本来一日休みのはずだったのに

なぎが休みの前日に彼氏ん家行ったり

夜まで出歩いてることを阻止するためか

 

ある時から

休みの日も翌日のチラシを挟みに夕方

強制的に販売店に行くことになりました

 

チラシをひとりで挟んでる間

奥さんにじっと監視されてた

 

三沢くんは朝食と夕食は販売店で奥さんが作った

食事をとることにしてたので

 

夕刊配達と翌日のチラシ挟み込みの作業が

終わると、そこで食事してた。

 

鮭がいつも辛すぎて食べれないから

持って帰って捨てたって言ってたw

 

なぎは好き嫌いあるしw少しでも自由がほしかったので

自炊を選択。だいたい近所のお店でお弁当買うか

ご飯は炊いてたので、お米ばっか食べてた。

 

 

⇒のちにストレスとか過食で1年で20キロの激太りw

 

 

環境は、下町といえば下町だけど

古いアパートや長屋みたいなのがまだ残ってて

 

なんだかワケありな人が多そうな地域でした

 

なぎが住んでた二葉荘も

田舎では逆に見ないくらいのボロアパートで

 

 

風呂なしトイレ共同、4畳半一間

廊下は裸電球、謎のお札w

 

双葉荘のことだけで1記事書けそうやから

またあとで書こうw

 

遊びに来た友達にはネタになってた

双葉荘w

 

一度、研修で同じ部屋だった女の子が

同じ販売所にいる男の子と遊びに来たことがあって

 

話聞いてると、そこは学生が多くて

割と楽しそうでした。

 

そのときの男の子が研修のときに

なぎを見て、会いたいって言ってたから

連れてきたそうで

 

その男の子が次ひとりで来たらしいけど

販売所の奥さんに追い返されたらしいwww

 

何が辛いって

 

学校行ったらだいたいみんな親元だったり

一人暮らしでも仕送りしてもらってたり

 

バイトしてるといえど

 

午後の授業の後はみんなで遊びに行ったり

学校で練習したり

 

学生生活を満喫してるわけです

 

でも新聞奨学生は夕刊配達があるので

3時には店に戻らないといけません

 

ただでさえ孤独なのに

 

店には陰険おやじと

 

あやしいおっさんたち

 

誰とも

 

会話できないんです

 

辛さや不安を共有できないんです

 

自分の部屋戻っても

憧れの独り暮らしとは程遠い

 

すきま風切ないおんぼろアパートw

 

アル中のおやじの叫び声w

 

自分で選らんだ道とはいえ

 

同級生や彼氏に対しても

 

お前らにわかってたまるか

 

って素直になれず

こじらせて

 

 

どんどん孤独ループにはまっていくことになりますw