まっちゃんspec -36ページ目

まっちゃんspec

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玲奈はフラフラと佐加江組のビルの周りを散歩していた。


「ふぁー」

玲奈は大あくびをした。

何しろ昨日の突撃の計画のせいで寝不足なのだ。

「ん!?あれは……」


玲奈は立ち止まった。


「横山と……秦さん?」


玲奈は急いで影に隠れた。

「どうして……?」



そして玲奈は篠田に電話をかけた。

「もしもし?玲奈だけどさ……」


「おぉ、どうした?」


篠田が言った。

「あのさ、なんか今あんたの組の横山と秦さんが喋ってんの見たんだけどさ……」

「えぇ!?」


篠田は驚いた。

「横山はさっき……明場組を出ていったんだが……」

「出ていった?どうして?」

篠田は玲奈に訳を話した。

「そうか……」


玲奈は静かに言った。


「もしかしたら……秦さんもそのスパイグループの仲間じゃないかと思います」


篠田の横で声がした。声の主は李奈である。


篠田は李奈に電話を代わった。

「だから、珠理奈さんが……危ないと思うんです」


「珠理奈……はっ!!」


「どうかしましたか?」

李奈が聞いた。

「珠理奈、今日秦さんに会うって言ってた……」

「すぐに止めてください!!そして、珠理奈さんは逃げたほうがいいと思います!!」


「分かった、そう伝えておく」


二人は電話をきった。






「李奈、大丈夫?」


朱里が聞いてきた。二人はまだいたのだ。

李奈は二人は信用できると思い、要件を話した。

「そうか……」


早紀はため息をついた。

「この世界って大変なんだね……」

朱里が言った。








「珠理奈!今すぐ今日の秦さんとの約束、中止しろ!!」


玲奈は佐加江組に戻り、一目散に珠理奈のところに言った。

「何でですか?」

「秦さん、あのスパイグループの仲間らしいんだ」


「えぇ!?」

珠理奈は唖然とした。

「どうしてですか?」


玲奈は横山の件と今までのことを話した。


「……わかりました……逃げれば良いんですね」


「そうだ、それがお前の命を守る唯一の方法だ、でも、連絡は必ずするようにな……」


そう言うと玲奈は珠理奈に抱きついた。


「絶対に生きろよ」

玲奈は涙を流しながら言った。

「はい!!」

珠理奈も泣いている。


そして珠理奈は部屋を出ていった。


続く