篠田は李奈を安全な場所に案内した。
とそこに難波組の山本も来た。
「川栄組長、横山さん、本当に裏切ったんですね……」
山本が言った。
「あぁ」
バンバン!!
突然銃声がした。
「誰なの!?」
李奈は叫んだ。
「私だよ」
そう言って、出てきたのは
「……朱里?」
「何で君が?」
李奈はポカァーンとした。
「皆バカみたい、何ですぐに騙されんの?ほんとうける」
朱里が笑った。
「どういうこと……?」
李奈は聞いた。
「だからぁ、私はね、あんたたちの味方じゃないの、スパイグループのトップなの」
朱里が言った。
「騙したのか!?」
山本が聞いた。
「何よ、今更気づいたの?ダッセーーさすがは弱小難波組~」
むかついて山本は朱里を撃とうとしたが、的が外れた。
「クソっ!!」
「バカみたい、私も撃てないなんて」
朱里は嘲笑った。
「どうして……?どうして……?」
「ご機嫌いかが?早紀さん」
島崎が言った。
「……」
早紀は答えなかった。いや、答えられなかった。
早紀は

工場跡地のすぐそばにある物置小屋で、監禁されていた。口はガムテープでふさがれているため、声を出すことができない。「川栄さんたち来ないわね~」
島崎はそういうと口をふさいでいるガムテープをとってあげた。
「絶対来ます、りっちゃんは」
早紀が言った。
「なぁに?なぁに?絆的なやぁつ?チョーうける~」
島崎が笑った。
早紀は睨んだ。
だが、ガムテープをはずされる前から島崎に暴力を奮われていて、だいぶ弱っていた。
「それぐらいの睨みしかできないのね」
「うるさいわよ!!あんた友達なんて居ないでしょ、私はいるの!孤独でいじのわるいあんたに言われたくない!」
早紀は叫んだ。
「私にそんな口をきくのね、あんたの命、もらっちゃった☆」
島崎はキャピキャピした感じで言うと、
ポケットから小型銃をだした。
「撃っても良いわ、どうなっても知らないから、私は悪くないからね」
早紀は強気だ。
「ふーん、面白い子ねぇ、もう少し喋りたかったけど、やっぱりこーろすっ!!」
そう言って、島崎は早紀に発砲した。
「りっちゃん……逃げて……」
早紀はそう言って息たえた。
続く