「今の銃声はなに!?」
李奈が早紀が殺された銃の音を聴いたのだ。
篠田と山本も焦っている。
「遅かったみたいね」
朱里が笑った。
「どういうことだ?」
山本が聞いた。
「今の銃声、早紀、殺されたわよ」
「なんで!?」
李奈は驚いた。
「早紀ね、ここの近くの倉庫で監禁してたの、それで、生意気な口をうちらにきいたら、殺すって約束してたのよね、どうやら早紀、やっちゃったみたいね~島崎が撃ったのかしら?」
「サイテー!!!」
李奈は嘆いた。
「親分、落ち着いてください」
篠田がなだめたが、李奈はいっそう泣きわめいた。
「てめえ……」
山本は朱里を睨み付けた。
「仲間を裏切るなんて許せねぇ……うちはそういう人間が一番嫌いや!!!」
「あらー、元から仲間じゃなかったけどね~」
朱里はクスクス笑った。
「いい加減にしろ!!川栄組長をどれだけ悲しませれば気がすむんや!お前が死ねよ!」
山本は叫んだ。
その時、スパイグループの秦佐和子と島崎遥香と横山由衣がやって来た。
「山本組長」
そう言って駆けつけてきたのは美優紀だ。
「美優紀……」
「もう……ここは難波組で片付けましょうよ」
美優紀が言った。
「だな、うちら弱小だけど、力は何とかあるもんな~、川栄組長、一旦退きましょう」
「でも……」
「大丈夫ですよ、私たちが何とかします」
美優紀が言った。
李奈は篠田に連れられて退いた。
「なかなかだなぁ……」
朱里はそういうと口笛をならした。
するともう約30人くらいの人が集まってきた。
「ざっと30対2だけどー、退くのは今のうちだよ」
横山が言った。
「いけるっつーの」
「難波組なめんな」
二人が言った。
30対2の無謀な戦いが幕をあけた……
続く