「生きなきゃ……」
李奈は呟いた。
「生きなきゃ、横山さんのためにも……死んだ山本さん、美優紀さんのためにも……」
李奈は涙をぬぐった。
「行きましょう、篠田さん」
「わ、わかりました」
李奈は自ら進んだ。
「成長したなぁ……」
篠田は李奈の背中をみて言った。
その頃、宮脇咲良はスパイグループの島崎に出くわしてしまい、死闘を繰り広げていた。
「死ねよ、弱小」
島崎はそう言って、宮脇に発砲した。が、宮脇はそれを何とかかわしている。
「負けませんよ!!私は!絶対に!!」
宮脇が言った。
「随分と強気ねぇ~」
島崎が言った。
「あんたには死んでもらわないとね」
そして島崎は宮脇を撃った。それは命中してしまった。
宮脇は倒れた。
だが、同時に島崎も倒れた。
島崎の後ろには……銃を構えた中西智代理がたたずんでいた。
「てめぇが死ねよ」
そう言って、中西は更にもう一発島崎に発砲した。
島崎は死んだ。
「咲良!」
中西は宮脇に近づいた。
「咲良!咲良!死なないで!あんたがいないと私だめ!!」
「智代理……」
宮脇はかすかに言った。
「島崎を倒せたじゃん……だからあんたならいけるよ……」
「だめだよ!!私なんか……」
「智代理……信じて……あんたは……出来るから……」
宮脇はそう言うと目を閉じた。
彼女は亡くなった。
続く