「中西さん!」
李奈と篠田は中西のもとに駆けつけた。
中西は泣いていた。
「そういうことか……」
篠田は宮脇の死体を見て、把握した。
「うっ、うっ、私、もうだめだ、咲良がいないと……」
中西は絶望した。
「なにを言っているの?あなたは立派なのに……」
「川栄組長、もういいですよ……」
「どうして?私を守ってくれているじゃない!中西さんがいなきゃ、私はとっくに死んでいるわ、だから、宮脇さんのぶんまで精一杯生きましょうよ、ね?」
「川栄組長……」
中西は涙をぬぐった。
「そうだね、私……頑張るよ咲良の分まで精一杯いきる!!」
三人は歩き出した。
続く